「マイクロソフトのビジネスモデルは終わっている~ベニオフ氏」という@ITのインタビュー記事。最近元気なセールスフォース・ドットコムですが、JBuilder でもプラグイン開発機能を搭載していたりして、ずっと注目していました。今回この記事を読んで、開発ツールの立場からの変化を考えてみました。 同社は以前にも過激な発言でマイクロソフトに牽制球を投げていますが、その話題性そのものではなくて、彼らが想定するモデル、つまりOSの上に構築されているアプリケーションレイヤーを販売するのではなく、オンデマンド形のサービスを販売するという変化に対する開発側の影響が興味深いところです。 古典的な開発ツールの枠組みは、OSやベースとなるフレームワークを前提として作られており、その上で「ありとあらゆる用途」に対応してきました。Delphi、C++Builder、Visual Studioなどは、Windows A