米McAfeeは米国時間11月16日,ITセキュリティに関する2008年の状況見通しを発表した。Web 2.0システムとWindows Vistaに対する攻撃が増えるのに対し,アドウエアは減少すると見込む。 オンデマンドCRMのSalesforce.comやSNSのMySpace.comなど,いわゆるWeb 2.0と総称されるオンライン・アプリケーションに対する攻撃が増え,マルウエアの配布手段として悪用され始めた。このような傾向は今後ますます強まるという。 2008年になるとWindows Vistaの導入率が高くなり,OS市場におけるシェアが10%を超える。また,Windows Vista初のサービス・パックService Pack 1(SP1)がリリースされると,さらに導入ペースが加速する。このことから,攻撃者やマルウエア作者は本格的にWindows Vistaを狙うようになるとMcA
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