第2話:I’ll be…. ここは東京某所、ST電機第一ソリューション事業部。 早朝4時を過ぎようとするころ、一人の青年の意識が遙か時空の彼方へと飛び立とうとしていた。 ベック君:パト●ッシュ、僕はもう疲れたよ・・・ 前回、先輩からの無茶ぶりで徹夜を余儀なくされた青年、ベック君。謎のマンガ家マスターノキバのアドバイスもあり、まずは情報をEVERNOTEに整理していたが、ついに体力の限界を迎えてしまった。 ベック君:ああ・・天使が見える・・ その一言を最後に、ベック君は眠りに落ちた。 ・・・と思ったその矢先、けたたましい轟音がエレベータホールから鳴り響く。鉄と鉄が激しくぶつかり合う音が聞こえたかと思うと、厚さ12cmの鋼鉄製の扉に蜂の巣状の穴が空き、鈍い音と共にコンクリート製の壁にも弾痕ができていた。 ベック君:え、え、何このガトリング感 xxx:ベック君、こっちだ。 フロア中央のエレベータ