茨城県教育委員会高校教育課は22日、中高一貫の県立古河中等教育学校で11日に行われた入学者選抜適性検査で、受験生の解答用紙1枚を誤ってシュレッダーで細断するミスがあったと発表した。解答用紙は1人計4枚(200点満点)で、細断したのはうち1枚(70点分)。同校はこの1枚分について、受験生の中の最高点と同じ得点とし、対象児童の合否判定を行った。 同課は対象児童の合否を非公表とし、「細断された紙片をつなぎあわせたところ、正解と推定できる解答もあり(合否に)影響はないと判断した」という。 発表によると、同校は検査終了後、採点を効率化するため、1クラス分の解答用紙を二分割し、さらに三分割することを決定。12日朝から約10人の教諭で作業を行ったが、二分割の時に解答用紙の表紙に使っていた紙を破棄する際、表紙の下にあった解答用紙1枚を一緒にシュレッダーにかけたという。午後に点数の入力作業を行った際、解答用