今年4月の北海道知事選で、民主党北海道(道連)や連合北海道などから出馬を打診されていた元小樽市職員で、農林水産省大臣官房政策課企画官の木村俊昭氏(50)が、立候補する意向を固めたことが5日、分かった。 正式な表明時期については、現在の仕事の調整があり、未定という。 木村氏は同日、読売新聞の取材に対して、「北海道の農林水産業の人材や文化を育成したいという強い気持ちがある。ただ、農水省の仕事の調整ができるのかを含めて検討している段階」と述べ、立候補に向けて最終的な詰めの作業を進めている状況を説明した。 木村氏は昨年12月7日、民主党道連や連合北海道などから立候補要請を受けた。さらに、木村氏と交流のある元自治体職員らが組織する有志団体も、出馬を促すとともに、旭川市など道内各地で、木村氏を招いた会合を開催してきた。こうした動きについて、木村氏は5日、「みなさんの思いは、きちんと受け止めている」と語