NHKが「128bitsの符号で2名までの結託に耐性を持つ符号」および「不正ユーザーを探し出す追跡アルゴリズム」を開発した(CNET Japan:動画共有サイトなどに番組を不正投稿した人を99.9999%特定--NHKの新技術)。いわゆるウォーターマーク(電子透かし)を使ったものだが、実験上の成果では2名の結託によるフィンガープリントの改ざんに対しても「100万人のユーザーに対し、不正なユーザを99.9999%の確率で特定できる」とのこと。 タレコミ人がもっとも危惧するのは、こういった技術がサブマリン的に使われることである。 たとえば、トレーサーとして広く使用されることによって、いままで以上に容易かつ巧妙にソーシャルワーク的な手法で個人の趣味や思想の調査ができる。また、「オレオレウォーターマーク(俺の検出器で検出できるんだからお前が犯人だ!)」の問題もある。コンテンツ自体に自己記述的かつ明