臨時理事会で2人の処分が決まったのを受け、全日本スキー連盟(SAJ)の古川年正専務理事らは27日午後、東京都内で記者会見を開き、「2人の大麻使用の事実を重く受け止めている」と重い口調で語った。 バドミントン選手による違法賭博問題などスポーツ界の不祥事が続く中、古川専務理事は「不祥事が起こったのはわれわれの(選手教育の)仕組みの問題でもある。反省している」と陳謝した。 古川氏らによると、2人のうち1人は使用を認めたものの、もう1人は使用を否定し、説明も拒否したという。古川氏は「将来ある選手を導くのも連盟の役割」と、この選手を強く説得して個人的に面会したが、「僕は吸っていません」と強く否定したという。 連盟によると、会員登録無期限停止は最も重い処分。開幕まで2年を切っている2018年平昌五輪への2選手の出場について古川氏は、「将来ある選手の道を閉ざしたくはない」と苦渋の表情を浮かべ、「選手が更