ディレクターの渡邉雄介です。担当しているサービスのメンテナンスやトラブルがあったとき、初動が遅れたり、パニックになって判断能力が鈍ってしまったことはないでしょうか? ディレクターブログでは、すでに何度か障害時の基本的な対応についての記事 (障害対応的ディレクションスキル・サーバ障害と向き合うには) が書かれていますが、今回はもう一歩踏み込んで、メンテナンスやトラブルの際にディレクターがしておいた方がいいTipsをいくつかご紹介します。 Tips1. トラブルの第一報だけは最速で開発メンバーに伝える 責任感の強い人は、まずはディレクターが問題をある程度取りまとめてからエンジニアや関係者に共有……と思いがちですが、たとえその時点で問題をよく把握できていなくても、障害が起きているということだけは最速で伝えるべきです。これは下記の2つの点から重要です。 ◆ひとりよりも複数で問題に取り組んだ方が解決