いっぱい喋ってます 最近は、講演をさせていただいたり、商業媒体で記事を書かせていただいたり、あるいは借金玉バーなんてものを開催して拙い料理を出しつつたくさんの人に構ってもらったり、色んなことがありました。その度に大変ちやほやしていただけて「ああ人生頑張ってるといいことあるなぁ、みなさん優しいなぁ」…と思ったり、あるいは「もっと上手くやれたな…」と後悔したりしています。 僕は「語る」こと、あるいは「書く」ことに人生の多くを費やしてきました。(僕の中では語ることと書くことの間に区分はありません)二十歳くらいの頃は本気で作家を目指して挫折して、サラリーマンをやって挫折して、起業して挫折して、再び文章と語りが人生の多くを占めるようになるなんて不思議なもんです。 僕が人生を通して「やってきた」と言えるのは書くことだけで、柔道もギターもサラリーマンも料理人も起業も全て挫折しましたが、それらの経験を総動