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ブックマーク / www.jigowatt121.com (5)

  • 気高き「敗者」の物語。荒木飛呂彦の納得と重力。 ~『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」 - ジゴワットレポート

    「絵」を描くという作業は『無限』である。どこで終わっていいのか、一枚をずーっと描いてられる。そして『物語』。仮に「恋人」が穴の底に落ちている設定があって、そこに「嫌いな友人」を身代わりに突き落とすと、その『恋人』は命が助かるという状況があったとしたなら、もし、あなたならどうしますか? 嫌いなヤツを突き落とす? それは「正しい行動」じゃない気がする。考えると『無限』に答えが出なくなってしまう。ちなみに「絵」は、自分の「心」が終わりとした時が完成。自分勝手だと思う。 引用したこの文章は、『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」単行22巻における著者・荒木飛呂彦のコメントである。 この、作者の自嘲をも感じさせる一文が無性に好きで、事あるごとにふと読み返してしまう。たった200文字程度だが、私の感じている「スティール・ボール・ラン」のテーマのようなものが、ここに凝縮されているか

    気高き「敗者」の物語。荒木飛呂彦の納得と重力。 ~『ジョジョの奇妙な冒険』第7部「スティール・ボール・ラン」 - ジゴワットレポート
    june29
    june29 2022/09/28
  • マイホームに最強のオタク部屋を作ったら人生が完結した - ジゴワットレポート

    コロナに翻弄されているうちに、念願のマイホームが完成した。ブログの更新がまたもや滞ってしまったのは、新生活に向けた諸々をこなしていたためである。物理的な作業から、行政的な手続きまで。無限にも思えた「やること」は、一応のゴールを見た。 このブログでは度々報告してきたが、新居の建設にあたり、自室(書斎)を作った。夫婦で話し合い、嫁さんの了承を得た上で、終の棲家に設ける自分専用の6畳間。ここをいかにデザインするか。夢とロマン、機材の都合、そして現実的な予算。ライター業で貯めた資金を解放する時がきた。やがて、様々な紆余曲折を経て、誰よりも100%自分に向けた「最強のオタク部屋」が完成した。 そう、人生が  ““““完結””””  してしまった。 「賃貸か・持家か」という議論は、今日も元気にネットのどこかで盛り上がっていることだろう。しかし、私の住む地方の限界田舎に限って言えば、土地が(都心部に比べ

    マイホームに最強のオタク部屋を作ったら人生が完結した - ジゴワットレポート
    june29
    june29 2020/08/18
  • 社会人オタクよ、ゴールデンボンバーの新曲『ガガガガガガガ』を聴いてくれ - ジゴワットレポート

    社会人でありながらオタクをやる、というのは、学生時代とはまた意味が変わってくる。 よく使われる物言いだが、学生は「お金は無いが時間がある」。新しくハマったジャンルの作品を片っ端から鑑賞したり、とにかく関連書籍を読み込んだり、そうやって内に籠って数を当たることができる。対する社会人は、「お金はあるが時間が無い」。何かと仕事や社会人としてのアレコレに忙殺されてしまうので、以前より数を拾うことができなくなるが、お金をかけた「大人買い」や「遠征」といったアクションが可能になる。 しかし一番の違いは、「周囲との折り合い」なのかもしれない。私はよくこれを「パブリックイメージとの差」と表現するが、哀しきかな、未だに「オタク」を素直に受け入れてくれない人は多い。 といっても、これは例の88年の事件当時と比較すると劇的に変化した認識だと思われるが、しかし未だに「オタクであることを隠している」もしくは「積極的

    社会人オタクよ、ゴールデンボンバーの新曲『ガガガガガガガ』を聴いてくれ - ジゴワットレポート
  • アナログ地獄だった職場にSlackを導入するまでの一部始終 - ジゴワットレポート

    今の会社に転職してきて驚いたのは、仕事の細々した部分がアナログで回っていたところだ。 「細々した部分」というのは、例えば伝言メモとか、社内・部署内回覧文書とか、そういう類のもの。有給を取った次の日に出社すると、デスクの上には沢山の付箋と紙が置いてある、という感じ。そして、データの受け渡しに実物のUSBメモリが行き来する。ゲーッ!今はもう平成も終わる2018年だぞ!! また、「△△さん、株式会社〇〇のAさんへ電話を入れてください」といった伝言を伝えるのに、該当部署に内線をかけるも不在、その折り返しをください、そしたら今度はこっちが離席・・・ といった無様なキャッチボールも頻繁に発生する環境。 自分の部署全員で共有する仕事も、「みなさんちょっと聞いてくださ~い」みたいに呼びかけて、資料を配って、説明して、そしたら途中で電話が入って説明が中断して、といった具合。非常に効率が悪い、というか、やって

    アナログ地獄だった職場にSlackを導入するまでの一部始終 - ジゴワットレポート
  • ゴールデンボンバーのパクリ曲は本当に精度が高いので一度聴いて欲しい - ジゴワットレポート

    はてなブログではiTunesの楽曲試聴が貼りつけられると知ったので、以前から書いてみたかったネタを書きます。 今や誰もが名前は知っているゴールデンボンバーだけど、多くの人が『女々しくて』しか知らないのが実際のところかな、とは思う。 そんなゴールデンボンバーは「エア演奏込みの面白パフォーマンス」という視点で取り上げられることが多いが、私は当に彼らの楽曲が大好きで、その中でも一押しのものを紹介しておきたい。 といっても割と有名なのだけど、一番分かりやすいところでいくと、これ。 TSUNAMIのジョニー ゴールデンボンバー J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes タイトルで分かる人はもう聴かなくても分かるやつですね。 そして同じ系列で、これも好き。 ultra PHANTOM ゴールデンボンバー J-Pop ¥250 provided courtesy o

    ゴールデンボンバーのパクリ曲は本当に精度が高いので一度聴いて欲しい - ジゴワットレポート
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