2005/6/25 ガートナー ジャパンは6月24日、報道関係者向けの説明会を開催し、同社のベンチマークに対する取り組みを、ガートナー グローバル・メジャメント グループ バイスプレジデント ジョン・グレシュ(John Grech)氏が説明した。 ガートナーのいう“ベンチマーク”とは、グレシュ氏によると「ユーザー間の情報やパフォーマンスを客観的に比較して把握することだ。つまり、『当社は他社と比較してどうなのか?』という疑問に対して、膨大なデータと比較して客観的な分析結果を答えるサービスだ」という。このベンチマーク結果によって、現状を把握して経営層はその結果を基に判断し、問題解決を図る。ベンチマークは、米国では28年、欧州でも10年、日本では5年の歴史があり、日本では5年間に約50社が利用したとしている。 ベンチマーク先進国の欧米では、売上10億ドル超の大企業はIT予算の0.1%をこのベンチ