デザイン家電という言葉は魅惑的だ。誰でも、どうせ自分の部屋に置くものなら、カッコイイほうがいいに決まっている。多機能な家電製品もいいが、単純に見た目で“欲しい”と思わせるのも、家電の付加価値の1つには違いないだろう。 ただ、デザイン家電全般に言えることだが、カタログや雑誌をみてもイメージ写真ばかりで、電化製品としての機能や利便性を細かく紹介したものは少ないようだ。購入したくても情報が不足気味で、それが手を出せない原因にもなっているような気がする。 そこで今回は、デザイン家電と呼ばれるジャンルの製品を取り上げ、あえてIT誌の視点で検証していきたい。第1弾は、±0(プラスマイナスゼロ)の「8-inch LCD TV」(8型液晶テレビ)。ブラウン管をモチーフにした“洒落たデザイン”のワイヤレス液晶テレビだ。 やっぱりデザインから見ていく ±0は、タカラ、ダイヤモンド社、そしてプロダクトデザイナー
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