日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に行った調査で,今年(2008年)に回答者の企業が最近話題の28分野(下記「調査概要」を参照)にIT投資する予想額を聞いたところ,平均投資金額では,「基幹システム(自社開発での再構築」が約5000万円で,2位以下の各分野に1000万円近い大差を付けてトップ。2位「基幹業務パッケージ(ERPなど)の導入」が約4000万円,3位「基幹システム(パッケージのバージョンアップないしリプレース)」が約3400万円で,基幹システムの導入や再構築がトップ3を占めた。 これに次ぐのが日本版SOX法(金融商品取引法)対策関連で注目された「内部統制」関連の分野。「内部統制:業務処理統制」が約2400万円,「内部統制:IT全般統制」が約2300万円で,合計約4700万円となった。 7カ月前の2007年6月調