紙巻たばこの総販売本数は、2007(平成19)年には、2,585億本です。第二次世界大戦時の配給制による欠乏期を除き、日本では20世紀になってから一貫して紙巻たばこ販売量は増加傾向にありましたが、1996(平成8)年を境に減少の傾向がみられるようになりました。1997(平成9)年の激減は消費税率引き上げによって起こったものと考えられます。 15歳以上1人あたり消費本数に換算すると2007(平成19)年には年間2,341本となります。これは1970年代後半の約3,500本をピークに減少の傾向がみられます。