北海道ヤトロ町のレラムツベ牧場で7日、地元小学生らを集めた豆乳搾り体験会が開かれた。ミドリウシから出る新鮮な豆乳に、子どもたちからは「牛って牛乳しか出さないって思ってた」といった驚きの声や歓声があがった。 豆乳生産の現場を知ってもらおうと、レラムツベ牧場では毎年この時期に豆乳搾り体験会を開いている。豆乳は大豆遺伝子を組み込んで品種改良した「ミドリウシ」と呼ばれる乳牛からとれる牛乳の一種で、健康に良い植物性タンパク質を多く含んでいることから、近年牛乳の代わりとして人気が高まっている。 この日開かれた体験会には、地元の小学2年生71人が参加。緑と白の牛柄模様をした大きなミドリウシの姿に最初は恐る恐る触っていたが、牧場スタッフに搾り方を教えてもらうと、次第に慣れた手つきで豆乳を搾り出せるように。2年前に東京から転校してきた星宮亮君(7)は「豆乳が緑の牛からとれるとは知りませんでした。北海道に来て