「3Dが自宅にやってきた!」と盛り上がりつつあるテレビ業界だが、日頃から画質や音質を鋭くチェックしている評論家の目にはどのように映っているのか。デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏に、3Dテレビの現状と各社の3Dテレビの評価、今後の進化の可能性などについて聞いた。 急速に盛り上がる「3Dテレビ」市場 映画による3D体験が後押し ついに3D対応テレビが発売されました。国内第一弾のパナソニック「VIERA VT2シリーズ」はゴールデンウイーク返上で生産しても追いつかないほど注文が殺到していると聞いています。続くソニー「BRAVIAシリーズ」は6月に発売し、シャープ「AQUOSシリーズ」は7月。3Dテレビ発売を表明している東芝は8月くらいに発売すると思われます。