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2007年4月20日のブックマーク (23件)

  • ▼高円寺一揆・外伝 | イノレコモンズのふた。

    【概要】 エコ・アクティヴィスト支援のベネフィットCD「Burn It」と、DJ Rupture とのカップリングCD 「Secret Google Cheat Codes/The Mud,The Blood& the Beer」のプロモーション・ ツアーで日に滞在していた Filastine* が、「素人の乱」の「一揆の呼びかけ」に応え、 東京都杉並区にあるJR中央線・高円寺駅前で路上ライヴを行った。 *Filastine こと Grey Filastine は、1999年のシアトルでの「WTO閣僚会議中止行動」 (通称「シアトルの乱」)の際に、闘う路上楽団「ジ・インファーナル・ノイズ・ブリゲード」(通称 INB、2006年解散)を率いて、「シアトルの乱」のなかでも最も激烈な攻防が展開された 「ブラック・ブロック」でのアナーキストたちによる抗議行動に参加*。ドラムとホーンによる バテリ

    ▼高円寺一揆・外伝 | イノレコモンズのふた。
  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno DECAPITATED – ORGANIC HALLUCINOSIS

    ポーランドには皇帝戦士VADERをはじめ、BEHEMOTH、LOST SOULなど良質なデス・メタル・バンドがひしめいていますが、その中でも最も若く、高いポテンシャルを感じさせるのが今回ご紹介するDECAPITATEDです。彼らの音を初めて聴いたのはVADERのピーターがプロデュースしたデビュー作「WINDS OF CREATION」で、その時はモロにVADER直系というべき音を鳴らしていましたが、その後もアルバムをリリースするごとに着実な成長を遂げ、4作目となる今作でもさらなる進化を見せつけた驚異的な1枚に仕上げてきました。 全編に亘り重さとキレを兼ね備えた殺戮リフと手数の多いドラムが、メカニカルとさえいえる質感と物理的な速さ以上のスピード感を感じさせます。そこに乗る、今作より加入したコヴァン(Vo)のこれまたキレのあるデス・ヴォイス(ピーターに似ていますね)がバックと一体化して突進する

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno ABORYM - GENERATOR

    MAYHEMの名作1st「DE MYSTERIIS DOM SATHANAS」で歌っていたアッティラ・シハーが在籍していた(昨年脱退し、MAYHEMに再加入)ことで話題となったイタリアのサイバー・ブラック・メタル・バンドの4作目です。今作より新ヴォーカルとしてプライム・イーヴルという人物が加入した他、ドラマーになんと元EMPERORのゲイ殺人犯、ファウストが加入しており、これでまた話題を呼ぶことは確実です。 ファウストが加入したからこういう音になったのか、それともこういう音になったからファウストを誘ったのかどうかはわかりませんが、デジタル・エフェクトを多用した前作とは一転してサイバー色が大きく後退し、ノルウェジアン・ブラック的なシンフォニックなサウンドに変化しています。しかしそれまで培ってきたサイバー色はバンド・サウンドの血肉と化してモダンな攻撃性の増強とスペイシーな雰囲気作りに一役買って

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno IMPALED NAZARENE - PRO PATRIA FINLANDIA

    日よりブログ・タイトルの下にあるメッセージを変更しました。意味?THE HELLACOPTERSの「ROCK & ROLL IS DEAD.」に似ているところもあれば似てないところもある、そんな感じです。何故このメッセージか?明日になればわかると思います。 さて、日ご紹介するのはフィンランドの極悪派IMPALED NAZARENEの約3年ぶりとなる9作目です。それまでの爆裂ブラック・スラッシュ・サウンドにオールドスクール・メタルの熱さを融合させた6作目「NIHIL」以降の路線の延長線上に位置する内容で、一度はスピードを落として聴き易い方向へ進みかけた流れを再び激烈な方向へ戻し、遂に全曲突撃ファスト・チューンで固めたサウンドに思わず頭を振らずにいられなくなってきます。もはや「LATEX CULT」や「RAPTURE」の頃のひたすらノイジーなスタイルからは遠くなり、整合感と勇壮なメロディが

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno IHSAHN - THE ADVERSARY

    僕がEMPERORについて最も印象に残っているのはファウスト(Ds)の殺人事件でもサモス(G)の教会放火でもなく、中心人物のイーサーン(Vo,G)の解散直前(2001年)のインタビューにおける、 「今、俺は25歳だ」 という発言でした。“闇の皇帝”としてEMPERORで手の込んだ荘厳な暗黒音楽を創造していた人間が俺よりも年下なのか!という驚きが僕のEMPERORへの印象をさらにインパクトあるものにしたのです。そのイーサーンはゴシック・メタル・プロジェクトのPECCATUMなどもやっていましたが、EMPEROR解散から約5年の時を経て、遂にソロ名義でのアルバムをリリースしました。全曲の作詞・作曲・編曲は勿論ドラム以外の演奏をすべてイーサーン独りでこなし、ドラムはSPIRAL ARCHITECTのアスガイア・ミケルソンが叩いています。 ソロということでどんな音楽性になるのかと思いきや、これがな

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno DESPISED ICON - CONSUMED BY YOUR POISON

    以前当ブログで2作目「THE HEALING PROCESS」をレビューしたカナダの6人組が2002年にGaly Recordsからリリースしたデビュー作をリミックス/リマスターし、さらに再録音2曲をボーナスとして追加したCentury Mediaからの再発盤です。 このバンドの持ち味である、デス・メタルのブルータリティとハードコアの切れ味を融合し、テクニカルではあるものの過剰にアヴァンギャルドに行き過ぎることのない音楽性は今作の時点で既に示されていますが、ここではデス・メタル色が大きく幅を利かせています。その印象に一役も二役も買っているのがツイン・ヴォーカル。「THE HEALING...」ではガテラル・ヴォイスとアンガー・ヴォイスという組み合わせでしたが、今作は2人のうちの片割れが異なっており、ガテラルに加えてガテラルを超えた超低周波(もはやヴォーカルというより単なる音でしかない!)と

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno REBEL MEETS REBEL - REBEL MEETS REBEL

    PANTERAの故ダイムバッグ・ダレル(G)、ヴィニー・ポール(Ds)、レックス・ブラウン(B)というフィル・アンセルモ抜きの3人にカントリー&ウエスタン・シンガーのデイヴィッド・アラン・コーが加わったプロジェクトで、元々は'99年頃から遊びでやっていたものでしたが、ダレルの死をきっかけとして格的にアルバムとしての体裁を整え、こうして陽の目を見ることとなりました。 音楽性はメタルとカントリーの合体...というよりはPANTERA meets サザン・ロックといったところで、ヴァイオリンやピアノなども使われてはいますが、全体を貫くのはあくまでもメタリックな質感。そして意識的にPANTERA色から離れたDAMAGEPLANとは異なり、ここで聴けるダレルのプレイはリフもソロもまさにPANTERAのソレ。そんなこともあって、フィルが歌えばそのまんまPANTERAになりそうな曲もあったりしますが(

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno THRASH MEMORY(6) : BATHORY "Blood Fire Death"

    久しくやっていなかった"THRASH MEMORY"ですが、思い出したかのように9ヶ月ぶりに再開します。今回は80年代中盤に既に北欧ブラック・メタルの礎を築いていた、スウェーデンのクオーソン率いるBATHORYが'87年にリリースした4作目です。 デビュー当初はクオーソンが独りで総ての演奏を手掛けていたため、“独りスラッシュ”と揶揄され、さらに音楽もVENOM直系のノイジーなスラッシュ・メタルであったため、殆どまともな評価が下されなかったようでしたが、メンバーを補充してバンド編成となっての今作は壮大なジャケットに象徴される大作指向を取り入れ、90年代以降のブラック・メタルのルーツとなるスタイルに足を踏み入れたアルバムとなりました。ブラック・メタルがひとつのジャンルとして確立される以前はその先進性故に、日では“これを聴いて喜んでる奴の脳をCTスキャンで撮って見てやりたいほど腹が立つ”とまで

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno THRASH MEMORY(7) : BULLDOZER "Neurodeliri"

    90年代前半にもSADISTがいたりもしましたが、RHAPSODYが出てくるまではイタリアという国はメタル後進国というイメージが強く、80年代のバンドではNECRODEATHと今回ご紹介するBULLDOZERぐらいしか知りませんでした。どちらもスラッシュ・メタル・バンドだというのがまた面白かったりするのですが。 BULLDOZERは'85年にRoadrunnerからデビュー作「THE DAY OF WRATH」をリリースしており、ジャケットと中心人物のAC・ワイルド(Vo,B)がエロを広げている裏ジャケからも想像がつくように、VENOMのサタニックかつインモラルなアティテュードを継承したメタルをプレイしていました。その後アルバムを重ねるごとにスラッシュ色を強め、'88年にリリースしたのが4作目にしてラスト作となった今作です。 今作は同年に自殺したオリジナル・メンバーのダリオ・カリア(1s

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno SKINLESS "Trample The Weak, Hurdle The Dead"

    NYデス・メタルの中堅がヴォーカルとドラムのメンバー・チェンジを経てリリースした3年ぶりの3作目。新ヴォーカルにはジョー・キーザー(B)の実の兄弟であるジェイソンが迎えられています。ドラムはオリジナル・メンバーのボブ・ボーラックが再加入しています。 「ブルータル・デス・メタルとニュー・スクール・ハードコアの融合」という触れ込みで語られることの多いバンドですが、正直なところ前2作は両者がいまひとつ上手く噛み合っていなかったという印象がありました。しかし今作はそのコンセプトが遂に完全開花した、怒涛の超重量級ゴリ押しデス・メタルを聴かせてくれます。「弱者を踏みつけ、死人を飛び越えろ」というタイトルやジャケットのイメージどころでは済まされない、ブラスト、ミドル双方で引くことなど知らんとばかりにダイレクトな押し一辺倒で迫りくる凶悪極まりないサウンドに、近頃パッとしなかったUSデスの底力を見た思いがし

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno V.A. "Dynamite With A Laser Beam : Queen As Heard Through The Meat Grinder Of Three One G"

    "Killer Queen"のサビの歌詞の一節からタイトルをとったQUEENのトリビュート作...ですが、まずはこのトラック・リストをご覧ください。 01.Blood Brothers - Under Pressure 02.Get Hustle - Another One Bites The Dust 03.Asterisk - Ogre Battle 04.The Oath - We Are The Champions 05.GoGoGoAirheart - Death On Two Legs (Dedicated To...) 06.Upsilon Acrux - Bicycle Race 07.Sinking Body - Who Needs You 08.Glass Candy - The Fairy Feller's Master Stroke 09.The Locust -

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno AN ALBATROSS "Blessphemy (Of The Peace-Beast Feastgiver And The Bear Warp Kumite)"

    早いもので今年も下半期に突入。さて上半期のベストでも書こうかと思っていたら、その上半期最後にとんでもないものが出てしまったのでここでご紹介します。フィラデルフィア出身の8人組(通常のバンド編成に加えてプログラミング、トランペット、トロンボーン担当のメンバーがいます)によるデビュー作のようですが、これがアヴァンギャルド・ハードコア~エクストリーム・プログレッシヴ・ロックの流れにあるノイジーなサウンドの中に70年代HRばりのハモンド・オルガンを全編でぶち込み、高速かつ変則的なリズムを軸にして、息つく暇も与えることなく全18曲27分を一気に畳み掛けていきます。ヴォーカルはメロディもクソもなくひたすら喚き散らすだけですが、楽曲そのものは殊更に分裂症的に突飛な展開をみせることなくあくまでオーソドックスに進んで行き、とことんコンパクトにまとまっていることもあって聴後の印象は至って爽快。イントロとアウト

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno JEFF WALKER UND DIE FLUFFERS "Welcome To Carcass Cuntry"

    先頃発売された山崎智之氏総監修のムック「ダークサイド・オブ・ロック2」は昨年発売の「ヘヴィ・メタル ハードロック黄金伝説」からの使い回しのネタが大半を占めていたとはいえ、やはり期待通りの内容の濃さを示してくれましたが、その中で特に興味深かったのが「殺人、人種差別、下ネタを歌ったカントリー・ミュージック」であり、これを読むと全くの無縁と思われていたヘヴィ・メタルとカントリーに意外な共通点があることがわかり、何故PANTERAのメンバーがカントリー・ミュージシャンとコラボレートしたのか(SUPERJOINT RITUAL、REBEL MEETS REBEL)が少なからず理解できました。 そして新たに“実は恐ろしいカントリー・ミュージック”に着目したのが元CARCASSのジェフ・ウォーカーです。CARCASSのラスト作「SWANSONG」収録の"Keep On Rotting In The Fr

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno SPEKTR "Near Death Experience"

    いったいどんな生活を送っていたらこんなに歪み切った音を出すことができるのだろうか。ついそんな心配をしたくなるフランスの2人組ブラック・メタル・ユニットによる「ET FUGIT INTEREA FUGIT IRREPARABILE TEMPUS」に続く2作目です。 一応ブラック・メタルにカテゴライズできる音ではありますが、前作に続いてプリミティヴ・ブラックの邪悪さ、ウルサさ、荒涼感にダーク・アンビエントの不穏な静寂とインダストリアルの不快なノイズを大量にブチ込んでぐちゃぐちゃにかき混ぜたような音世界が突き詰められており、メタル的なエキサイトメントの追求よりも悪夢の如き心象風景の描出を主眼に置いていることは明らかです。“インダストリアル・ブラック”というキャッチで店頭に出されることが多くなりそうな作品ですが、これでABORYMやANAAL NATHRAKHみたいな音を期待して聴くと肩透かしを

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno BURN IN SILENCE "Angel Maker"

    ボストン出身のキーボーディストを含む6人組のデビュー作。BLEEDING THROUGH+FEAR FACTORY(特にクリーン・ヴォイスでの歌い回しはバートン・C・ベルの影響丸出し)と言うのが通りがいいであろう音楽性ですが、結果的に出てきた音はそのどちらにも似ておらず、デビュー作にしてオリジナリティを確立することに成功しています。最大の特徴は派手に持ち込まれたシンフォニックなシンセ・アレンジであり、その荘厳さと悲哀感が殺気と破壊力に溢れたバンド・サウンドと完璧に融合して楽曲を盛り上げていきます。各メンバーの演奏力も相当なものですが、特に終始ツーバス踏みまくりながら重心の低いリズムを刻み、急に発狂したかのようにブラストを叩き込むドラムがグレイト。概して緩急の変化によるダイナミズムのつけ方が素晴らしく、どの曲もコンパクトにまとまっていることもあって一気に聴き通せます。 Prostheticか

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno GAZA "I Don't Care Where I Go When I Die"

    Rating: 8/10 ソルトレイクシティー出身の5人組が昨年10月にリリースした、おそらくデビュー作です。まあ一口に言ってしまえばカオティック・ハードコアということになるのでしょうが、テクニックをこれみよがしに見せつけることは少なく、それに伴ってかどうかは知りませんがアート性も希薄。グラインド、スラッジ、ドローンを丸ごとブチ込んだ救いようがないほどにダークでドス黒い超重量級サウンドを、アルバム・タイトルに象徴される絶望感、厭世観を剥き出しにした何歌ってるのか全く聞き取れない絶叫ヴォーカルが切り裂いていきます。時折顔を出す、延々繰り返されるアンビエント・パートはポスト・ロック的ともいえそうですが、それにしたって描かれるのはすべてを破壊した後に残った荒廃した世界の光景であり、余計な叙情性や情緒は入り込む隙も無し。リリース元のBlack Market ActivitiesはCROWBAR、S

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno BENEATH THE MASSACRE "Mechanics Of Dysfunction"

    RATING: 9/10 カナダ出身の4人組による1stフルレンス。しかしカナダからはKATAKLYSMといいCRYPTOPSYといい、なぜここまで強力なデス・メタル・バンドが次々出てくるのでしょうか。このバンドは先の2組とはやや異なったNYスタイルのブルータル・デスをプレイしていますが、ORIGINあたりに代表される、速さとテクニックの両面を極限まで突き詰める音楽性をさらに次のステージに進めたといえます。全インスト陣が神業的なテクニックを惜し気もなくつぎ込んだ超速ブラストとメカニカルな殺戮リフで聴き手に情け容赦なく襲い掛かる激音の嵐は圧巻の一言。そこに被さる超速スウィープ連発のギター・ソロが緊迫感を更に増長。バックの音圧に一切負けていないデス・ヴォイスも含め、そのすべてを一切の人間性を排除した殺戮マシーンとしての攻撃力のためだけにつぎ込む姿勢が凄い。最近のブルータル・デスの中ではぶっちぎ

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno MORS PRINCIPIUM EST "Liberation=Termination"

    RATING: 8/10 前作「THE UNBORN」が各地で2005年の裏名盤と評されたフィンランドの6人組メロディック・デス・メタル・バンドによる3作目。前作で一気に強化された攻撃性はここにきて更に強まり、マシーナリーとさえ言えるほどに研ぎ澄まされたリフとリズムは文句のつけようのない格好良さを誇っています。ツイン・ギターの華麗な弾きまくりも依然として健在。しかし一方、前作でその攻撃性と奇跡的な融合を果たしていたシンフォニックなサウンドスケープによるスケール感が大きく後退、結果的にダイレクトな攻撃性をストレートに押し出す曲調が大半を占める内容となりました。今作の音を僕的に表すならばメロデスというよりは「エクストリーム・北欧メロディック・パワー・メタル」といったところでしょうか。 前作とは一転してのシンプルかつストレートなスタイルへの変化は既に賛否を呼んでいますが、個人的にはモロに好みの音

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno BLOOD TSUNAMI "Thrash Metal"

    RATING: 7.5/10 2001年に結成され、2005年に元EMPEROR~現ABORYM/SCUMのファウスト(Ds)が加入して一気に知名度を上げたノルウェーの4人組のデビュー作。しかしまあヒネリもヘッタクレもないアルバム・タイトルですが、これで違う音だったらサギだろといえそうなくらいに純度100%のオールドスクールなスラッシュ・メタルが貫かれています。リリース元のCandlelightは"For Fans Of KREATOR, VIO-LENCE, DESTRUCTION"というキャッチを掲げていますが、一番近いのはDESTRUCTIONではないかと。というわけで曲調も音作りも至って80年代的ですが、ヴォーカルだけはブラック・メタルばりの凶暴なシャウトで(叫ぶ言葉もKill, Die, Destroyの連発でモロに頭の悪さを露呈しており実にクール)、それが普通の吐き捨て声だった

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno DAATH "The Hinderers"

    RATING: 7/10 あのRoadrunnerが久々に契約したデス・メタル・バンドとして話題となっている、元CHIMAIRAのケヴィン・トーリー(Ds)を擁するアトランタ出身の6人組のデビュー作。しかしそこは今や殆どメジャー同然のRoadrunner故、今更オールドスクールなバンドと契約するわけもなく、プロデューサーにジェイムズ“デス・メタルを更生させる男”マーフィー、エンジニアにアンディ“安全研磨、毒抜き滅菌”スニープ、ミックスにコリン・リチャードソンという豪華な制作陣を迎え、洗練されたサウンドと単なるデスの枠に留まらない現代的なアイディアを盛り込んだ、シーンの最前線を意識した1枚に仕上がっています。 いかにもデス・メタル的な暴力性、邪悪さよりもソリッドな切れ味を重視した音作りは流石の格好良さですが、なんといっても最大の特徴は全編で鳴り響くキーボード。時にギター・リフと融合して不穏な

  • EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno VITAL REMAINS "Icons Of Evil"

    RATING: 8.5/10 この直球ど真ん中のジャケットでクールなアルバムであることが約束されたかのようなUSサタニック・デス・メタル・バンドの4年ぶりの6作目。前作「DECHRISTIANIZE」よりトニー・ラザロ(G)とデイヴ・スズキ(G,B,Ds)の2人によるユニットとなり、ヴォーカルに今やサタニストとしての威厳がすっかり地に堕ちたグレン・ベントン(DEICIDE)をフィーチュアした体制となってバンドの格は一気に上がりましたが、再びベントンと組んだ今作でもクド過ぎるほどに徹底したアンチクライストを貫いた超高密度なブルータル・デス・サウンドを、エリック・ルータンの手によって更に破壊力を増した音像で全10曲66分にわたって血も涙もないほどに容赦無くブチ撒けていきます。リフもソロもドラムも最短でも6分を超える曲の長さもアンチクライストしか頭にないような歌詞(しかも大半の曲で同じ歌詞が2回

  • デヴィッド・ボウイの1978年来日公演の映像 - YAMDAS現更新履歴

    デヴィッド・ボウイが1978年に行った来日公演が、NHK で放映されたという話は知識として知っていたが、まさかその映像を拝む日が来るとは思わなかった。 YouTube - Bowie Tokyo 1978: Warszawa YouTube - bowie, tokyo 1978: fame YouTube - bowie, tokyo 1978: five years YouTube - bowie, tokyo 1978: star YouTube - bowie, tokyo 1978: suffragette city YouTube - bowie, tokyo 1978: tvc15 1978年12月12日、NHKホールで行われたライブ映像である。 時代別のライブセット曲目リストが載っていた1990年4月号の「レコード・コレクター」が手元にないので("Warszawa" と "

    デヴィッド・ボウイの1978年来日公演の映像 - YAMDAS現更新履歴
  • ITmedia Biz.ID:Wordのお節介をなくす10の方法

    何かとお節介な動きをすることが多いOffice。これらの設定を変更し、直感的に使うためのTipsを紹介する。Word編。 前回のExcelに引き続き、今日はWordの「お節介をなくす10の方法」を紹介する。内容的にはExcelと一部重複するが、設定画面の階層が異なる場合も多いので、同じTipsについても改めて紹介する。Word 2002/2003のほか、Word 2007でも検証した。 Wordの「お節介をなくす10の方法」インデックス アルファベットの1文字目が勝手に大文字になったり、記号に変換されるのを防ぐ 「1.」や「・」が行頭にある文章を改行した際、勝手に箇条書きになるのを防ぐ URLにハイパーリンクが勝手に張られるのを防ぐ 単語の下に波線を引かれるのを防ぐ 勝手にスペルチェックされるのを防ぐ 図を挿入する際に、勝手に描画キャンバスが作られるのを防ぐ あまり使わないメニューが勝手に

    ITmedia Biz.ID:Wordのお節介をなくす10の方法