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2007年5月22日のブックマーク (2件)

  • 技術者論

    僕が最初に入った会社では、産業用の生産装置の電気設計のエンジニアをやっていました。 新入社員で現場から入って溶接したり板金したり制御板作ったり、一からモノ作りを学んで、エンジニアとしての原点は今でもそこにあります。 生産装置ってで何が一番大事かと言えば、装置を利用されるお客様の製品を安定して生産すること、ただ一点です。 装置が壊れたときに、遠方、時には海外(日)にいるエンジニアが一々出張しないと直らないという装置は業務上のリスクに繋がります。だから、部品は簡単に交換できるように作るし、ソフトウエアもある程度であれば、その会社の保全のエンジニアがいじれるように作らなくてはいけません。 そういう中で、装置はそのままで、制御に使っているコンピューターを、その会社の標準仕様に合わせることが求められることがあります。 単純に企業の系列的な都合もあるし、保全のエンジニアがいじれるメーカーにあわせて作

  • 情報産業の常民文化 - 雑種路線でいこう

    大学はあまり通っていなかったので心に残る講義などなかったが,心残りがあるとすれば網野善彦氏の授業を取らなかったことである.僕が学部1〜2年の頃はまだ網野氏が教鞭を取っていた.僕が網野氏のことを知ったのはネットバブルの最中,若いSFC出の映画監督の息子が営む新宿ゴールデン街の飲み屋で夜通し口説いた女性編集者がたまたま網野ファンだったからで,その頃にはもう網野氏は神奈川大学を去っていたし,僕は僕でITライターを続けつつ,籍を置く会社が上場し,そこの仕事で設立した書籍通販のeコマースとコールセンターと物流のシステムを3ヶ月で立ち上げたり,手伝っている会社が身売りしたりと,とても平日に大学へ通えるような状況ではなかった. 僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書) 作者: 中沢新一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/11/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 42回この商品を含むブロ