TYMOTEは2008年10月、高田馬場にある「ヤバい」雑居ビルで会社をスタートしました。 井口「事務所をどこにすればいいのか全然ビジョンが浮かばなくて。トレードマークの『馬』縛りで高田馬場にしたんですよね 設立から2年間は高田馬場の事務所で仕事したものの、狭さと臭さとヤバさが気になって引越しをすることに。現在は、都内の閑静な住宅街にある一戸建てを仕事場にしています。大まかに分けると、1階がPCや音響機材でデジタルな作業を行うスタジオ、2階が油彩などで使うアトリエです。果たしてTYMOTEはどのような道具を使って制作を行っているのでしょう? 彼らの仕事を支えるヒミツ道具を見せてもらいましょう。 TYMOTEの映像作品に欠かせない要素、それは音です。その重要な音作りを担っているのは村井さん。スタジオの一画には、サンプラーをはじめ、多くの音楽機材が置かれています。けれど、お気に入りはこれらの機