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ブックマーク / artscape.jp (10)

  • 別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」、生きる場所──ボーダーレスの空へ、祝CAMK10周年!九州アート全員集合展:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    この秋は九州から離れられそうにない。週末ごとに各地で話題の展覧会やアートイベントが相次いでオープンしている。そのなかから、もっとも目が離せない、別府の「混浴温泉世界2012」の内覧バスツアーに参加してきた。 「混浴温泉世界」は今回で3年ぶり2回目の開催(2009年の第1回については、連載でも紹介した)。雲一つない完璧な秋空に恵まれた内覧当日、北浜海岸では、クリスチャン・マークレーの旗が強い海風にたなびき、鉄輪温泉の噴出する激しい蒸気にチウ・ジージェの作品が燻される。人気のない楠銀天街が、東野祥子らの廃材によるインスタレーションによって、劇場空間に生まれ変わろうとしている。小沢剛はそのショーウインドウの隙間に、さまざまなタワーの建設を試み、廣瀬智央は、かつては遊郭が立ち並び賑わいを見せた浜脇地区の築100年の長屋を建築家らと再生し、新たな空間を立ち上げる。バスツアーは続いていく。天を仰ぎ、

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    junpe1 2012/11/02
  • 妹島和世インタビュー:新しい公共性について──2000年以降の建築実践:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    プライベート空間のなかの公共性 鷲田──公共空間の中でのプライベートということをお話してきましたが、逆にプライベートな空間の中に、公共的なものが入ってくるというようなアプローチも考えられますよね。別の聞き方をすると、“People meet in architecture”と言ったときに、“architecture”は公共施設のような、パブリック・スペースの場合もありますけど、家ということもありますよね。家の中で人が出会う、それによって公共的なものが入り込んでくるということも「新しい公共」と言えそうです。 妹島──そうですよね、個人の家でも、公共性を持てると思います。 鷲田──プライベートな空間に、パブリックなものが入り込む工夫をされていることはありますか。 妹島──たとえば、《大倉山の集合住宅》では、どの部屋にも庭があったらいいなと思って、中庭を計画したわけですが、通常の中庭だと自分だけ

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    junpe1 2011/03/05
  • 夏の夜の夢──CAAK Lecture 35 中崎透「遊戯室について」(Dialogue Tour 2010 第4回)を聴講して:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

    ホームレビュー/プレビューキュレーターズノート夏の夜の夢──CAAK Lecture 35 中崎透「遊戯室について」(Dialogue Tour 2010 第4回)を聴講して それにしても暑い夏だった。暑さにかまけてフィールドワークを怠ったつもりはないのだが、結果的に考えれば近畿圏の動きを押さえていたとは言えない状況になっていた。最初に自己弁護しておけば、仕事大阪を離れていた時間が長かったのがおもな理由であるのだが、そのような動きが見透かされていたかのように、このartscapeで始まった開設15周年記念企画、Dialogue Tour 2010の金沢での対談を聴講してレポートせよという命が下ったのである。 その特集の第一回に登場している後々田は、学生時代からの長い付き合いであり、一年程前から国立国際美術館の近傍で「梅香堂」という小さなアートスペースの運営を行なっていたことは当然知ってい

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    junpe1 2011/03/05
  • ミュージアムIT情報:影山幸一 05年8月

    「辺境ばかりを選んでいるわけではないんです。どこにでも個性はありますが、短期の旅では辺境ほど強烈な個性に遭遇することが多いように思います。私の旅は、定期的な強力カンフル剤、『ナゼ?』が多く降りかかってくる可能性の高い辺境を選ぶのかもしれません」と言うのは、コンピュータプログラマーであり、クリエイター集団assistantの非常勤メンバーでもある須之内元洋(〔すのうち もとひろ〕以下、須之内)。今年からソニー(株)に勤務している。須之内の旅は、ヒマラヤの奥地、チベットよりチベットらしいといわれる北インド・ラダック、中国の北西端の新疆ウイグル自治区、この7月にはアラビア半島南西部の砂漠地帯イエメンへ。テロリストの潜伏が懸念され治安に問題がありそうなイエメンを、人も町も自然もアラビアンナイトを思い起こさせるすてきな土地、と言う。この定期的な強力カンフル剤の効能は、秘境の貴重な素顔を写真に残すだけ

  • 美術館・アート情報 artscape

    2024/05/29 読みもの 大澤苑美|まるで「大・八戸文化展」!──美術館で同時多発する「こと」のエネルギー

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  • 建築ビエンナーレ──新しい出発:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    ビエンナーレ、トリエンナーレと名のつく国際展は今、世界中に軽く100はあるらしい。そんななかにあって、建築版ビエンナーレは未だに地味な存在だ。2009年12月から2カ月にわたって開催された「深圳・香港 都市/建築ビエンナーレ」を通して、建築国際展の現在とこれからの可能性について考えてみたい。 メイン会場である市民中心広場の一角に横たわる、スタジオ・ペイチューの「アーバン・オアシス」。アラップの構造設計をベースに1カ月をかけて人力製作された。 Photo: Approach Architecture 建築ビエンナーレとアートビエンナーレ 2年か3年に一度、世界から選りすぐりの作家を集めるこの文化イベント形式は、ここ20年くらいだろうか、世界中に一気に伝播した。文化をテコに国際的認知度を上げ、「世界地図に載る」ことで経済の活性化を図る──都市行政にとってビエンナーレ、トリエンナーレは経営効率の

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    junpe1 2010/02/05
  • アジアと建築ビエンナーレを考える:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    深セン・香港都市/建築ビエンナーレを歩く 1月に2009深セン・香港都市/建築ビエンナーレを見学した。2005年にスタートし、これで三回目となるイベントだが、アジアにおける国際展は、グローバリズムとともに確実に増えている。とはいえ、建築のビエンナーレはめずらしいだろう。ロッテルダムやリスボンなど、ヨーロッパに多く、もちろん日でも建築に特化した大がかりな国際展のシステムはない。深センは香港と共催し、国際的なキュレーターのチームをつくり、アジアの建築家を中心としたアーティストや欧米からの参加者で会場をにぎわせていた。台湾でのコミッショナー審査のとき、台中の国立美術館の正面でちょうど展示をやっていた打開連合設計事務所(Open United Studio)も、ブループリントをイメージさせる得意な手法によって、都市の記憶を喚起するインスタレーションを出品していた。ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展

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    junpe1 2010/01/17
  • “Lovers”古橋悌二/“frost frames”高谷史郎

    reviews & critiques ||| レヴュー&批評 home installations アート・ラボ特別展 “Lovers”古橋悌二/“frost frames”高谷史郎 長谷川祐子 古橋悌二は、1994年のインタヴューの中でこう語っている。 「人間は質的な深刻の只中にいる時、泣いたり、笑ったり、怒ったり、走ったり、抱きしめたり、一緒に踊ったりというようなとても単純な反応しかできないものだと知りました。科学も議論もゲームに過ぎないんです」スパイラルにおけるアート・ラボ特別展“Lovers”を見て、94年の東京展示(プレミエ)の時とは異なった感慨にとらわれた。“PH”まではダムタイプでの活動を通し、まさに情報環境と身体コミュニケーションの荒廃を『ゲーム』としてパロディ化していた彼が、パーソナルな問題を止揚して、質論と新しいコミュニケーション論の提示に踏み込んだのが“SIN”

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    junpe1 2008/01/01
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    junpe1 2008/01/01
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    junpe1 2007/07/19
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