“姑息” 正しく理解は少数 9月15日 20時6分 「情けは人のためならず」や「姑息」といったよく使われることばの意味について、正しく理解している人は半数に満たないことが文化庁の調査で分かりました。 文化庁は国語に関する調査を毎年行っており、ことしは16歳以上の男女およそ3500人を対象に実施されました。今回の調査で「情けは人のためならず」の意味を尋ねたところ、正解の「人に情けをかけておくと巡り巡って結局は自分のためになる」と回答した人は45.8%だった一方、本来の意味ではない「人に情けをかけて助けてやることは結局はその人のためにならない」と回答したのは45.7%で正解と誤答がほぼ同じ割合でした。また、「姑息(こそく)」の意味を尋ねたところ、正解の「一時しのぎ」と回答した人はわずか15%で、本来の意味ではない「ひきょうな」と回答した人は7割を超えていました。「雨模様」の意味を尋ねたところ、