6月の梅仕事は、翡翠色の青梅の梅酒づくりからはじまり、最後は黄色く熟した完熟梅を使った梅干しづくりです。梅干しには塩漬けをしてから、赤じそを漬け込む「赤梅干し」と赤じそを加えないで白梅酢だけで仕上げる「白梅干し」があります。 今回は赤じそを加えない白梅干しの作り方をご紹介します。 梅漬けの容器を使わずにジップロックなどの密封袋を使いますので、手軽に梅干しづくりをはじめられると思います。 梅干しづくりで一番気をつけることは、カビを生やさないことです。 そのために密封袋を焼酎で殺菌して梅を入れ、袋の中の空気をできるだけ押し出すことが大事なポイントです。 白梅酢が上がってきたら冷蔵庫で保存して、いつも梅に梅酢が漬かっている状態にします。7月の梅雨明けの後、晴天が続く頃に太陽にあて(天日干し)干します。今年も手づくり梅干しで、猛暑の夏を元気に過ごしましょう!