東日本大地震の破壊力の凄さには驚いてしまう。テレビなどで反復報道される映像を見て、津波のエネルギーにも今更ながらびっくりしている。被災地の皆様には、心からお見舞い申し上げたいと思う。私も福島県の出身であり、いわき市などに知り合いも沢山いるので、当初、電話も通じずに安否の確認にやきもきした。幸い親族はみな無事であることが確認できたが、いまだ連絡のつかない友人もおり心配である。 私自身は、地震発生時に栃木県にいたが、間もなく東北新幹線が止まり、やむを得ずタクシーを拾って70キロの道のりを東京に戻ったが、通常は1時間ほどで帰ることが出来るのに、道路の渋滞で11時間もかかって帰宅できたのは真夜中の2時半であった。 さて、今、東京電力福島原子力発電所の放射能漏れが起きて、現地の人たちが避難するという事態になっている。放射能は目に見えないので、知らないうちに命が冒されてしまうものだが、現地の住民は更な
別に今に始まったことではないので何も驚くことは無い。原発事故の対応のまずさは今なお続いている。大体、水鉄砲でどれだけの水が建屋内に注ぐのか、いささか疑問。何トンの海水を入れようと、穴の開いたバケツに水を入れているようなもの。 仮に水が入ったところで放射能の漏れが収まるわけではない。通常は漏れないように密閉している、建屋や格納容器がむき出しになっているわけだから封印することを考えなければいつまでも漏れ続けることになる。 もうすでに海水を入れたわけだから再起は不可能だ、一刻も早く密閉作業にかかるべきなのに、なんと能天気なことだろう。テレビで偉そうな事をしゃべっているにわか原発役者、放水で幾分プールの水位が上がったのでは、とかいったところで誰も信用しない。何々とは思います、思うのは誰だっていえる、こんな役者テレビでしゃべるなよ。誤魔化すのではなく本当のことを言えない理由でもしゃべったら。 放水さ
3月17日午前0時40分。今、この原稿を東京の自宅で書いている。3月11日金曜日午後2時46分(東日本大震災発生)以来、この国がもう後戻りのできない別の時代に入ってしまったことを刻一刻感じている。 マグニチュード9.0の巨大地震。大津波。原子力発電所事故。どれ1つとっても「国難」級のクライシスが3つ、束になってやって来たのだ。これ以上深刻な危機は「戦争」か「大規模テロ」ぐらいしか思い浮かばない。 今後の日本の歴史は「3.11以前」と「3.11以降」に分類されるだろう。そういう意味で「2011年」は、「1868年」(明治維新)「1945年」(敗戦)に続く日本の現代史の分岐点になるだろう。 私は新幹線に乗って関西に逃げるべきなのか? 日本のマスメディアや報道を観察している私にとっては、これは歴史的な好機である。新聞、テレビ、インターネットなどマスメディアを「最も過酷な条件にさらした場合の実績デ
福島第一原子力発電所(以下、福島第一原発)の爆発を受け、「在日中国人が逃げ出している」とささやかれている。これは決して流言ではない。機を見るに敏な一部の中国人はすでに日本からの脱出を始めている。 上海の虹橋空港では3月12~14日、出国者の3倍の数が入国。中国への帰国者が急増した。浦東空港でも11~15日にかけて、1万人の中国人が帰国している。 3月12日の時点で4578人のツアー客が日本に滞在していたというが、多くが旅行を中止し、帰国の途に就いた。旅行客のみならず、留学生やビジネスマン、長期滞在者もまた日本を後にした。 上海への帰国を目前にした中国人はこう話す。「おそらく報道と実際の状況はまったく違うはずだ。福島の原発事故はチェルノブイリの第2弾だ。いや、それ以上にひどいだろう。こうなれば逃げるしかない」 政府発表など信用しない中国人ならではの、先手先手を打つ行動力であるが、それ以上に、
東日本大震災の発生から18日で1週間。東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏洩事故に対する政府の対応は後手に回り、菅直人首相は与野党双方から「無策」と批判された。首相が自らの「勘」を信じ、押し通していれば、放射能漏れの危機を回避できた可能性もあったが、またも政治主導を取り違え、有効な施策をなお打ち出せないまま現在に至った。(今堀守通) 意外な自信 「外国籍の方とは全く承知していなかった…」 大地震が発生した11日、首相は参院決算委員会で野党の激しい攻撃にさらされていた。前原誠司前外相に続いて政治資金規正法が禁じる外国人からの献金が発覚し、退陣の一歩手前に追い詰められた。 ところが、この日午後2時46分の地震発生で一気に政治休戦となった。 決算委は急遽中断され、首相は直ちに首相官邸に戻り、危機管理センターの巨大モニターから流れるメディア映像を食い入るように見た。目にとまったのが、第1原発だっ
政府が東京電力福島第1原子力発電所で、放水に続き建屋周辺でのがれきの除去にも自衛隊の投入を検討しているのは、菅直人首相らが東電に不信感を抱いていることに加え、自衛隊以外に実施できる組織はないとの判断からだ。ただ、原発事故への首相の対応が後手に回ったなかで、最後になって押しつけてくる首相の「常套(じょうとう)手段」に自衛隊内には反発も出ている。 「自衛隊に過度に期待されても困る」 自衛隊幹部はがれき除去への投入が検討されていることについて困惑気味に語った。がれき除去の場合、屋外で一定時間活動する必要があり、放水よりも隊員が被曝(ひばく)する危険性は格段に増すからだ。 放水にしても不満がくすぶる。14日には3号機で水素爆発がおき、自衛隊員4人が負傷。けがの程度は軽かったものの、直前に経済産業省から一方的に出動を要請され、東電からも十分な情報提供がなかったことに不信感が残る。 自衛隊に加え警察や
管理人からのメッセージ この「資料ブログ」は、その名前の通りメインの本ブログ「 日々坦々」で使う資料用としてスタートし、当初は電車の中 など移動の時に、ケータイで長文を読むために個人用としてつくったもの だった。 2010年4月から3年半、今では多くの方々にアクセスいただき 感謝申し上げると同時に、急な話で大変に申し訳ないと思っ ている。
福島第1原子力発電所4号機の使用済み核燃料貯蔵プール(約1400立方メートル)をめぐり、日米で見解の違いが鮮明化している。日本側は19日、自衛隊による放水準備を進めたのに対し、米専門家らはプールに亀裂が入り冷却水が漏れ、「打つ手のない」(米物理学者)状況に追い込まれる可能性を指摘している。 4号機では15日早朝に爆発音が確認された。5階にあるプール付近で爆発が起きたとみられ、建屋が大きく破損した。計測機器が電源喪失で使えないうえ、建屋内は放射線量が高く、東京電力はプールの水位や温度を確認できない状況となっている。このことが日米間の食い違いを生む要因となっている。 米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は18日、米原子力規制委員会の複数の専門家の見解として、プールの壁に亀裂か穴が開いていると報じた。地震が起きた後の事態の推移のほか、事故発生時に同原発にいた米国人から得た情報をもとに判断したとい
福島原発の方は小康状態に入ったが、福島県を中心に放射線がゼロになったわけではない。 事故が起こってから今まで約7日間の時間が経っているので、一般の人が放射線の被曝を受けている。そこで、もし時間があれば今日は日曜日なので、家族で自分や子供が受けた放射線の量を計算しておくと安心もするし、今後の計画も立てることができると思う。 ・・・・・・・・・ 私は長く原子力関係の仕事をしていたので、その間に「第一種放射線取扱主任者」の資格を持ち、業務をしていた。 別に自分がどうのこうのということではないが、「武田は素人だ」という人もいるが、皆さんに安心してもらうために、第一種放射線取扱主任者は「日本人を放射線から守る資格」としては最高のもので、オールマイティに業務を行えることを断っておきたい. このブログにも第一種放射線取扱主任者の方から多くのアドバイスをもらっていた。たとえ大臣といえども、放射線からの防御
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