今回のことば 「東芝の白物家電がグローバルに展開していくチャンスを掴んだ。これは東芝の新たな白物家電の始まりである」(東芝ライフスタイルの石渡敏郎社長) 東芝白物、中国美的に譲渡 東芝の白物家電事業が2016年6月30日付けで、中国マイディアグループ(美的集団)に譲渡された。 東芝は白物家電事業を担っていた東芝ライフスタイルの株式の80.1%を約537億円で譲渡。東芝ライフスタイルの名称や体制をそのまま維持するとともに、今後40年間に渡って東芝ブランドを継続し、白物家電事業を展開することになる。 東芝ライフスタイルの石渡敏郎社長は「東芝ブランドの冷蔵庫、洗濯機、エアコン、掃除機、調理機器、電池などの開発、製造、販売体制は、これからも東芝ライフスタイルが継続することになる。さらに、東芝ライフスタイルが持つブランド、人材、コア技術を生かす」とする。 東芝ライフスタイルの国内7社(製造2社、販売
数々の歴史的な家電製品を生み出してきた東芝。しかし、いま同社には大きな変化が生まれている。この先、東芝の白物家電はどうなっていくのか? 社長の石渡敏郎さんに直撃インタビューを敢行した。 — 東芝の家電事業に大きな変化が訪れました。まずは今の状況を素直に教えてもらえますでしょうか。 石渡社長 当社は2014年からテレビなどの映像事業と白物家電事業の2つを事業の柱として参りましたが、映像事業は、6月30日をもって新会社東芝映像ソリューション株式会社として東芝グループの中で新しいスタートを切りました。そして、東芝ライフスタイル株式会社は、世界家電市場シェア2位の家電メーカーである中国の美的集団から80.1%の出資を受け、白物家電を事業の柱として、新たな一歩を踏み出しました。 — 東芝は発電所など大きな事業も行う会社ですが、一般消費者にとっては家電メーカーです。市場では不安を感じている消費者も多い
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