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  • シリア戦前夜2016: 武藤文雄のサッカー講釈

    明日はシリア戦。 敵地で3対0で勝ったことと、先日のアフガニスタン戦は5対0で勝てたことなどにより、悲観論が大好きなマスコミを含め、およそ緊迫感のない前夜となっている。思えば、2次予選初戦で、シンガポールに味わい深い0対0の引き分けを演じ、東アジア選手権で苦戦を続けた頃の、重苦しい雰囲気が懐かしい。いや、敵地(おっと、実際には中立地のオマーンだったな)でのシリア戦の前半、コンディションが整わない選手達の醸し出す雰囲気も、陰々滅々、中々のものだったな。 ただ、あの重苦しかった時代から、結果以外に何か好転したことがあるかと言われると、思いつかない。あのオマーンでのシリア戦は、後半岡崎と田の個人能力で押し切った試合だった。そして、先日の埼玉のアフガニスタン戦。ただただ、岡崎が格段の存在であることを示す試合だった。そう、我が代表チームはこの半年、大した進歩はしていないのだ。 もちろん、評価すべき

  • クラマーさん、ありがとうございました: 武藤文雄のサッカー講釈

    デッドマール・クラマー氏逝去。 いつかこのような日が来るのはわかっていたし、90歳での逝去と言えば、天寿を全うされたと言う事だろう。心からご冥福をお祈りします。そして、ありがとうございました。 ともあれ、自分なりの想いを書かなければなるまい。 コーチとしての日サッカーに提供していただけた直接的貢献は言うまでもない。東京五輪準備段階からメキシコ五輪まで、断続的に日本代表長沼監督を補佐する形態で指導、メキシコ五輪銅メダル、あるいは釜邦茂。 その技術指導の見事さは、直接指導された方に語ってもらうほうがよかろう。 まずこの方から。(前略)社会人、大学生が対象だったが、(中略)山城高校から二村、長岡、ぼくの三人が、特別参加した。(中略) 「そこの大きいの。ちょっと出て来て」 集団の中からぼくが引っ張り出された。 ポーンとボールを投げてよこす。ヘディングだ。威力のないボールが少しそれて返っていく。

    jusei
    jusei 2015/09/19
  • 井原正巳監督への期待: 武藤文雄のサッカー講釈

    Jリーグには無限の魅力が詰まっている。その全てをしゃぶり、味わい、語り尽くしたいのは山々なのだが、ベガルタの七転八倒を愉しむだけで、ほとんどの時間が過ぎていく。それでも、隙を見て浮気を愉しみたいのは男の常。で、どうせならば、あれこれ手を出さず、唯一の愛人と愉しむのがよかろう。と、言う事で、今シーズンに関しては井原正巳監督が率いるアビスパ福岡だ。いや、もとへ。言い換えよう、ベガルタ以外の時間は、いよいよJの監督に就任した井原正巳氏を見守る事に費やしているのだ。 私は井原正巳選手が大好きだった。 88年10月26日の日韓定期戦。筑波大学3年生だった井原が、日本代表の守備の中核として、崔淳鎬を軸とした韓国に対して、ほぼ完璧な守備を見せてくれた。あの晩の興奮は今でも忘れられない。そして、あの晩の期待通り、井原は幾多の喜び(もちろん涙も)を私に与えてくれた。92年の広島ビッグアーチ、93年のドーハ、

    jusei
    jusei 2015/05/05
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