高齢者が運転する車による事故が後を絶ちません。死亡事故も起こっています。被害に遭われた方や、その御家族の心中は察するに余りあります。そして、加害者の高齢者にとっても、その御家族も含めて、多くの人の人生を破滅させる事故が多発しているという現実です。 最近の報道を見聞きしていたら、15年程前に、現在の状況を予見している、あるジャーナリストの記事を読んだ事を思い出しました。確か、その内容は「戦後暫くした昭和30年代に多くの若い人が自動車免許を取り始めたので、その人達が80代90代になる10年後から20年後に、高齢者の運転が大きな社会問題になるだろう」というものでした。15年後の今、その予見通りの状況になっている、という事です。 免許の返納等、様々な行政上の対処も必要だと思いますが、過疎地等での移動に、車は不可欠である事を考えると、決まった年齢になったら一律に免許を取り上げる、という訳にもいかない
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