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ブックマーク / www.cbnews.jp (7)

  • タケキャブ錠の副作用の経過・処置記載

    厚生労働省はこのほど、医薬品・医療機器等安全性情報(No.377)を公表した。安全性情報では、添付文書(使用上の注意)の改訂を指導した、消化性潰瘍用剤の「ボノプラザンフマル酸塩」(タケキャブ錠10mg、同20mg)の副作用の経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している。【新井哉】 ボノプラザンフマル酸塩を巡っては、10月の添付文書改訂で、「重大な副作用」の項に、「ショック、アナフィラキシー」と「肝機能障害」を追記していた。直近約3年(2017年4月-20年3月)の副作用報告で因果関係が否定できないショック、アナフィラキシー関連症例が1例(死亡はなし)あった。過去1年間の推定使用患者数は約1,400万人。 (残り222字 / 全529字)

  • 結核・精神病特別交付金などを過大に算定

    会計検査院は、2018年度の決算検査報告の概要を公表した。国民健康保険に関しては、財政調整交付金を取り上げ、10道県の24市町村で、普通調整交付金の調整対象需要額や、特別調整交付金の結核・精神病特別交付金などを過大に算定したりするなどしていたため、「税制調整交付金計2億2,426万円が過大に交付されていて、不当と認められる」としている。【新井哉】 会計検査院によると、4県の8市町村については、普通調整交付金の実績報告に当たり、保険財政共同安定化事業基準拠出対象額の2分の1に相当する額を過小に算定するなどして、調整対象需要額を過大に算定していたため、交付金計9,841万円が過大に交付されていた。 (残り269字 / 全568字)

  • 多発性骨髄腫治療薬に評価中のリスク

    医薬品医療機器総合機構(PMDA)は7日、 医薬品の評価中のリスクに関する情報を公表した。添付文書( 使用上の注意)を改訂する恐れのある医薬品が対象。 公表された主な医薬品は以下の通り。【新井哉】 〔レナリドミド水和物〕商品名はレブラミドカプセル2. 5mgなど。多発性骨髄腫などに効能・効果がある。 評価中のリスクは進行性多巣性白質脳症。 〔アキシチニブ〕商品名はインライタ錠1mgなど。 根治切除不能または転移性の...

    多発性骨髄腫治療薬に評価中のリスク
  • 消費税の補てん率にミス、病院は15%以上マイナス

    診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」が25日に開かれ、厚生労働省は消費税率8%への引き上げに伴う補てん状況の把握結果を公表した。過去の集計では、病院の補てん率※は100%を超えていたが、集計ミスが見つかり、再集計の結果、2014年度は82.9%、16年度は85.0%だった。これに対し、委員からは強い反発があり、19年10月に予定されている消費税の引き上げ後には、補てん結果を適切に検証する仕組みを求める声が相次いだ。【大戸豊】 ※診療報酬の上乗せ分÷3%相当負担額 医療機関の仕入れにかかる消費税は、診療報酬で補てんされているが、14年4月の診療報酬改定では、消費税3%分を初再診料や入院基料などで補てんしており、14年度の補てん状況の把握結果=表1=では、病院の補てん率は15年11月末時点では102.36%と公表されていた。 しかし、今回の調査過程で、14年度分

  • 介護保険サービス、消費税率10%に向けて議論再開へ

    社会保障審議会介護給付費分科会は4日の会合で、2019年10月に予定されている消費税率10%への引き上げ時への対応について公開議論を再開することを決めた。17年4月に予定されていた消費税率の引き上げが見送られたことを受けて、16年6月に同分科会での議論を中断していた。今後の進め方については、9月から団体ヒアリング、論点の整理などを始める予定で、同分科会で議論を行いつつ、技術的な論点などについては、必要に応じて介護事業経営調査委員会で議論を行うとの考えを厚生労働省が示した。【齋藤栄子】 14年に消費税率が8%へ引き上げられた時は、12年9月から同分科会で議論を開始して、▽介護サービス施設・事業所の仕入れなどに関わる消費税負担の影響分を補てんするため、介護報酬への上乗せを実施▽要介護度別の支給限度額と平均的な利用率を把握した結果、区分支給限度基準額は引き上げる▽介護サービス施設・事業所で高額な

  • 財務省の保険給付率調整案、厚労省が即座に反論

    財務省は4月19日、経済財政一体改革推進委員会社会保障ワーキング・グループ(WG)に医療費が増加した場合に給付率を見直すルールの導入を提案した。自民党財政構造検討小委員会が中間報告に盛り込んでいた考え方だが、厚生労働省は同日夕に開かれた社会保障審議会医療保険部会で、「患者負担が過大になるおそれがある」と反対する姿勢を示し、委員の多くもこれを支持した。【ライター 設楽幸雄】 一体改革推進委員会は経済財政諮問会議の下部機関として設置され、諮問会議で検討する前の段階で考え方のすりあわせを行い、「経済・財政再生計画」の改革工程表も作成している。社会保障WGはまさに社会保障改革について議論する場で、財政を担う財務省と社会保障政策を担当する厚労省もメンバーに入っている。 諮問会議は6月に今後3年程度の新たな経済・財政再生計画を骨太方針としてまとめる予定だが、一体改革推進委での議論が諮問会議の検討材料と

  • 財政審・建議のデータ「かなり恣意的」

    医師会(日医)の横倉義武会長は31日の定例の記者会見で、財政制度等審議会(財政審)が取りまとめた「『経済・財政再生計画』の着実な実施に向けた建議」(建議)に対する日医の見解を発表した。横倉会長は、建議で診療報酬の体が賃金や物価の水準に比べて高いとするデータが示されている点を問題視。分析方法によっては、全く逆の結果が導き出されるとした上で、建議におけるデータの扱いについて「かなり恣意的。大変遺憾に思う」と批判した。【ただ正芳】 建議では、デフレによって賃金や物価が下落している中、診療報酬の体については上昇を続けてきた結果、賃金や物価の水準と比べて高い水準となっていると指摘。来春の診療報酬改定でのマイナス改定の必要性を示唆した。 横倉...

    財政審・建議のデータ「かなり恣意的」
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