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ブックマーク / akisute.com (11)

  • Auto Layout と Manual Layout を混載させるときに役立つ UIView.translatesAutoresizingMaskIntoConstraints プロパティの話

    Auto LayoutがiOS 6で導入されてはや4年、未だによく理解していなかった挙動に UIView.translatesAutoresizingMaskIntoConstraints があります。このプロパティは自分がプログラムコード上で生成したviewをAuto Layoutするときにfalseにする必要があるものということで皆様記憶されているかと思うのですが、具体的にこのプロパティは何をやっているのかが個人的に全く謎でした。それが今日一つ謎が解けましたのでここに共有させていただきたいと思います。 UIView.translatesAutoresizingMaskIntoConstraintsの値がtrueのときとfalseのときの違いについて以下に記載します(iOS 8以上で確認しています)。 trueのとき 対象のviewのframe、すなわちx, y, width, heig

    Auto Layout と Manual Layout を混載させるときに役立つ UIView.translatesAutoresizingMaskIntoConstraints プロパティの話
  • Swift を使ってみてがっかりした点まとめ

    数日間iOS8/Xcode6/Swiftな環境で色々試してみて、Swiftを使っていて思ったよりがっかりした点が多かったのでちょっとまとめてみようと思います。 動的な処理がSwiftだけでは一切できない [NSObject performSelector:]の類と、NSInvocationがSwiftからは一切呼び出せません。使おうとすると怒られます。objc/runtime.hは試していませんが、同様に直接Swift経由では呼び出せず間にObjective-Cをかます必要があるのではないかと思われます。 @optionalなprotocolが限定的にしか使用できない 具体的には@objc属性を付けないと使えません。しかしながらこのような後方互換性のためだけに存在する属性をいつまでもAppleがサポートするかは疑問が残るというのと、もう一つ以下の様な問題があります。 @objc属性のついた

  • iOS SDK 7.1 / Xcode 5.1にアップグレードした時に踏んだ地雷まとめ

    日iOS SDK 7.1 / Xcode 5.1にアップグレードを行った際にぶつかった所々の問題とTipsをまとめておきたいと思います。 arm64対応とCocoaPods Xcode 5.1からデフォルトのビルド設定$(ARCHS_STANDARD_32_BIT)がarm64、要するに64bit対応を含むようになり、arm64 armv7 armv7sの3つのアーキテクチャに対してビルドを行うようになりました。ソースコードからビルドを行っている場合は大抵問題ないと思うのですが、以下の様なケースでarm64対応を切りたい場合があります。 プロジェクト内にarm64アーキテクチャに対応していないstaticライブラリが含まれている場合。 64bitになると危険なバグが発生するおそれがあるコードが含まれている場合、例えばCGFloatやNSIntegerのサイズが変化したり、各種ポインタのサ

  • Objective-C がこの四年間でどれぐらい進化したのか一目でわかるテストケース

    Twitterに流したら思ったよりも好評でしたので、ブログにも上げておきます。 こちらがiOS 2地点でのNSURLConnectionクラスを使った非同期通信のテストケース。 こちらがiOS 5でのNSURLConnectionクラスを使った非同期通信のテストケース。 Blocksはやっぱり偉大です。一つしかテストケースがないうちはまだマシなのですが、これが10個とかになると楽さが全く違ってきます。ぜひためしにURLだけ変えて同じテストケースを10個作ってみてください。iOS 5のBlocksを使ったコードはほとんどコピペだけで終わりますが、iOS 2でのdelegateを使ったコードは他にも変更しなければならない点が多数出てくるはずです。 また実際にこのコードを走らせてみると、理由はよくわからないのですがiOS 5で追加されたAPIを使ったコード(Blocks)のほうがそうでないコード

  • Jenkins を iOS アプリ開発に導入してみた (GHUnit編)

    前回 はSenTestKitを用いてJenkins上で単体テストの自動実行を行いました。今回はGHUnitを使った単体テストの自動実行にチャレンジしてみたいと思います。またついでといっては何ですが、単体テスト時に必要になってくるモックを作成するためのライブラリOCMockも同時に導入してみようと思います。 ■なぜGHUnitを使うのか GHUnitを使うことで、SenTestingKitと比べて以下のようなメリットが得られます。 非同期処理のテストを行うための仕組みが用意されている(GHAsyncTestCase)これをSenTestingKitないし他のテスティングフレームワークでやろうとすると大変骨が折れます。 .app形式(要するに実際のiOSアプリケーション)でテストを実行するため、UIApplicationやUIWindowといったUIコンポーネントを使うクラスのテストが可能にな

    Jenkins を iOS アプリ開発に導入してみた (GHUnit編)
  • Jenkins を iOS アプリ開発に導入してみた (SenTestKit編)

    最近、iOSアプリの開発でも継続的インテグレーション(CI)を取り入れていくプロジェクトが増加傾向にあるようで、各種ツールやライブラリ、ノウハウが出回ってきているように感じられます。そこで私も早速iOSアプリ開発でのCI導入を試してみることにしました。今回の導入試験では、以下のような環境を想定して行いました。 iOSアプリの開発を、Xcode 4.X系のプロジェクトとして行う。 VCSにはgitを採用し、githubの公開リポジトリをリポジトリサーバーとして使用する。 CIサーバにはMacを採用し、プロジェクトをビルドするためにXcode 4.Xをインストールしておく。 ■必要なツールを準備する CIといったら、まずは何はなくともJenkinsです。 http://jenkins-ci.org/ ここでは導入について詳しくは挙げませんが、私は以下のを参考にしました。 https://gi

    Jenkins を iOS アプリ開発に導入してみた (SenTestKit編)
  • iOS で Private API を使って Bluetooth Keyboard の状態を取ったりしたいメモ

    iOS で Private API を使って Bluetooth Keyboard の状態を取ったりしたいメモです。言うまでもありませんが以下の参考資料に使われているコードとかを使ったアプリが App Store の審査に通ることは絶対にありません。真似しないでね! あと以下のコードを使って実機で試したコードがまだないので、Jailbrake していない iOS 4.3.5 で動くかどうかすらわかりません。すみません>< GSEventを使ってKeyboardの修飾キーの状態を得る https://gist.github.com/1242475 iPhoneのイヤフォンマイクやBluetoothキーボードでシャッターを切れるようにするiRemoteShutter http://hitoriblog.com/?p=1747 iSSHのBluetoothキーボード対応を強化するiSSHPatc

  • UIWebView の Private API を使って BASIC認証のあるページにアクセスする

    元ネタはこちら: http://d.hatena.ne.jp/KishikawaKatsumi/20090603/1243968707 仕事でどうしても以下の要件を満たすUIWebViewが必要になったので作りました。開発環境にBASIC認証がかかっており、そこにUIWebViewでアクセスしたい。 アクセス先のHTMLにリンクが埋め込まれているため、URLをhttp://username:password@example.comのように変換することができない。webView:shouldStartLoadWithRequest:navigationType:で頑張ればいける気がしなくともないのですが結局断念しました。 諸事情によりNSURLConnectionが使えない(当然ASIもダメ。あくまでUIWebViewでアクセスする必要がある)。 普通につくるとどうにもうまくいかなかったので

  • 自分流 View Controllerの作り方 その2

    図を適当に補足 ViewWrapperは既存のすでにあるどうしようもない設計のViewを何とか救いたいときに非常に便利、Wraper / Decoratorパターンを適用してボタンのタップを奪い取ってViewHelperに流すみたいな役目をする ViewHelperは簡単に言うならUITableViewControllerのdelegate, datasourceだけを担うオブジェクトみたいな感じ。要するにView専用のドメインロジックを書くオブジェクト Viewの表示を制御するドメインロジックが途方もなく大きくてViewControllerに納めるのが不可能になってしまったときに超便利 Serviceは準ドメインロジックだと思っている、たいていの場合セミシングルトンみたいにする(通信が絡むので複数画面をまたいで使うことがほとんど) Androidの場合はここ、普通にServiceクラスで

    自分流 View Controllerの作り方 その2
  • [UIView willMoveToSuperview:] が便利です

    UIKitやFoundationには、iOS 2.0のころから存在するのに、意外と知られていない便利なメソッドやプロパティがたくさんあります。今回はUIViewのメソッドをご紹介します。 UIViewはUIViewControllerと違ってライフサイクルが単純で、どのタイミングで自分自身が画面上に追加されたのか、どのタイミングで自分自身が画面から外されたのか、などを把握しづらいとお嘆きの方がいらっしゃると思います。事実その用途のためだけにUIViewControllerを使ってプログラミングをしている人も見かけます。そこで以下のメソッドをご紹介です。willMoveToSuperview:自分自身が新しいSuperview以下に移動しようとしたとき(新しいSuperviewに対してaddSubview:されようとしたとき)に呼び出されます。didMoveToSuperview自分自身が新

  • UIBarButtonItem の見た目を画像にしたいときのテクニック

    iPhoneアプリでよく使われる、ナビゲーションバーに配置するボタン UIBarButtonItem の見た目を完全に画像にする時のテクニックです。 参考にしたページはこちら。 http://discussions.apple.com/thread.jspa?threadID=1505647 http://www.iphonedevsdk.com/forum/iphone-sdk-development/13809-uibarbuttonitem-customview-action.html http://discussions.apple.com/thread.jspa?threadID=1546506&tstart=60 ■作戦1:initWithImage てか、 UIBarButtonItem には initWithImage あるからそれでいいんじゃないか、と思ってさっそく以下の

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