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もともとHTML5の仕様の一部として検討され、現在は独立した仕様となったWebSocket。Webブラウザで柔軟な通信が行える機能として注目されていましたが、Firefox 4では、当面WebSocketのサポートを見送ることが発表されました。Operaでも同様に、デフォルトでWebSocketをオフにすることが発表されました。 原因はWebSocketプロトコルにセキュリティ上の問題が発生したため、とのこと。 WebSocketにはどのようなセキュリティ上の問題が発見され、影響はどういったところに及ぶのでしょうか? Mozilla Japanの浅井智也氏に解説をお願いしたところ、次のような文章を送っていただきました。 以下からは浅井氏による解説です。 なぜFirefox 4はWebSocketをサポートしないのか? 現在仕様策定途中のWebSocketプロトコルには重大なセキュリティ上の
大量且つ大容量のデータ処理を行なっているため、不要になったデータはすぐに参照を外すようにしているはずなのですが、iOS版のWebSocketRemoteは、大体3分ぐらいでSafariが落ちます。JavaScriptの処理がiOSのCPUを占有し、SafariのGCが間に合わなくなっているのかもしれませんし、どこかに参照を開放し忘れているところがあるのかもしれません。ただ、iOS上のdebug環境が貧弱なため、調査しにくく原因究明には至っていません。 また、発表の途中で、効率の良かったセグメント長は8192Byteだったとお話しましたが、多分WebSocket固有のものではなく、実装等の他の要因によるところが大きいかと思います。
WebSocketアプリの事例 ここまでこの連載を読んでくださった読者の皆さんは、すでにWebSocketをどう利用すればいいかの十分な知識を得たことと思います。世の中にはすでにWebSocketを用いた様々なアプリが出てきています。ここではその中のいくつかを紹介したいと思います。 ここで紹介する事例は、すべてオープンソースで、ソースコードはGitHub上にあります。試しに触れてみるだけでなく、実際にソースコードを読んでみるのも良い勉強になるでしょう。
WebSocketの現状と技術的課題:WebSocketで目指せ! リアルタイムWeb(2)(1/2 ページ) 今回はWebSocketを取り巻く技術的課題や、実装状況についてご紹介します。また私たちが開発したサービス「Pusher」についても取り上げます。 WebSocketに関連した技術的課題 前回のWebSocketの紹介を読んでくださった読者のみなさんはWebSocketを試してみたくてたまらないのではないでしょうか。でも少し待ってください。皆さんを脅かす訳ではありませんが、以下の点についても考えなければいけません。 変化し続けるドラフト IETFのドラフトを見てみると、最初のバージョン(00)は2009年の1月に策定されたのが分かります。Chromiumが最初にWebSocketの実装を発表したころのバージョンは66の辺りです。 それからしばらくの間はマイナーチェンジばかりだった
whiteboardはWebSocketを使ったリアルタイムドローソフトウェア。 whiteboardはnode.js/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。node.jsが熱い。サーバサイドJavaScriptという珍しさもあって、先進的な技術を試すのにぴったりな環境となっている。HTML5を使ったソフトウェアはとても多い。 Safariでお絵描き HTML5と言えば多数の新機能を備えているが、最も特殊なものとしてはWebSocketが挙げられるかも知れない。使い勝手が難しいが、新たなWebの可能性も見いだせそうだ。そんなWebSocket + node.jsで開発されたのがwhiteboardだ。 whiteboardは複数人同時に編集が可能なホワイトボードシステムだ。マウスでクリックして線を引くことが出来る。その内容はリアルタイムに別なブラウザに反映される。クリアボタ
node.jsの衝撃とWebSocketが拓く未来 (1/2):WebSocketで目指せ! リアルタイムWeb(1) - @IT という記事を読みました。node.js という V8 を用いたサーバーサイド JavaScript フレームワークを使うと簡単にイベント駆動のサーバが書ける、node-websocket-server.js を使うと node.js で WebSocket サーバが実装できる。Ajax による polling や Long Polling などと WebSocket のアーキテクチャ比較といった内容でした。 WebSocket を使うと手軽にサーバプッシュ的なアプリケーションが作れて嬉しいのですが、現時点では、HTTPサーバー側で WebSocket を処理する下地の実装をどう用意するかというところがひとつ課題でしょう。node.js はその回答のひとつとして
node.jsでWebSocket動かして遊ぼうという素敵なイベント、リアルタイムWebハッカソン : ATNDに参加してきました。 まず、なんといってもめそさんが準備した資料が素晴らしく、大変勉強になりました。資料はリアルタイムWebハッカソンでハンズオンしてきました - 自分の感受性くらいから。node.jsの環境構築から具体的なサンプルの作り方までわかりやすくまとまっています。 で、タイトルのとおりハッカソンなので、上記資料にざっくり目を通してから@yoshikawa_tさんとなにか作ってみようかという話になりました。 ただ、いいアイディアが思い浮かばず、「ゲームとか」と考えたところでという、こちらもnode.js+WebSocket(Socket.IO)で動いているデモアプリを思い出しました。このSwarmationは、右側でお題が与えられて、そのお題の形になるようにマス目を塗り潰
ATNDはhttp://atnd.org/events/8626、ハッシュタグは#riajyuです。 会場提供はGREEさまです。いつもありがとうございます。 今回は、なんか流れでいつの間にかに僕がハンズオンの講師という立場になってました。 で、一応資料としてはnode.jsのインストールからWebSocketを使った簡単なサンプルが動かせるところまでを用意しました。前回までのエントリがそれにあたります。 資料1. node.jsとnpmのインストール http://d.hatena.ne.jp/t_43z/20101013/1286957802 資料1補足. Cygwinや仮想化なしでnode.jsをWindowsへインストール http://d.hatena.ne.jp/t_43z/20101020/1287545238 資料2 ExpressとWebSocketを使ったWebSock
WebSocket Echo Server We run a free very simple endpoint server with support for websockets and server-sent events (SSE) so that you can test your websocket and SSE clients easily. The server is designed for testing HTTP proxies and clients. It echoes information about HTTP request headers and bodies back to the client. The endpoint is https://echo.websocket.org/ Behavior Any messages sent from a
ご挨拶 こんにちは、ロンドンのNew Bambooという会社でWebエンジニアとして働いている@makoto_inoueです。ここのところ、PusherというWebSocketのクラウドサービスの開発に関わっています。今回から3回に渡ってWebSocketに関する短期連載を担当させていただきます。 私を含めたNew Bambooの面々(我々は自分たちのことをBambinoと呼んでいます)がWebSocketになぜ興味を持ったかということからはじまり、実際にクラウドサービスを始めるまでにいたったストーリーをお話ししたいと思います。そのストーリーを通じて、WebSocketが切り開く「リアルタイムWeb」な世界への可能性や技術的課題を皆さんと共有できればと思っています。
Enterprise Strategy Group: Go-to-market Expertise to Help You Win
こんにちは、中川です。 先月無事に結婚をした開発者が一名おり、近年アシアルでは徐々に既婚者が増えてきている状況です。 ということで、結婚といえば共同作業ですよね。 今までは、一人で作業していて大変なことが色々あったと思いますが、 二人(複数)でやれば、乗り越えられることもあることでしょう。 Webアプリでも最近は、より共同作業がしやすい環境ができつつあるように思います。 そこで、今回はWebSocketを使ったリアルタイム通信でのやり取りを行い、 一緒にお絵描きができるサンプルアプリを作ってみました。 ■■■概要■■■ ・アプリ概要 ・・Canvas + WebSocket ・対応ブラウザ ・・Chrome or Safari (他、WebSocketが使えるブラウザ) ・サーバ側プログラム ・・node.js 0.2.0 ・・express@1.0.0rc2 ・・websocket-se
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