岡山県美作市教委は21日、市立英田中学校で9日に出された学校給食に、調理器具の金属製のナット(直径約8ミリ)1個が混入していたことを明らかにした。 同市教委によると、1年生の学級でご飯を配膳中に、ナットが見つかったという。けが人はなかった。ご飯は市立美作給食センターで調理されており、センターが調理器具を点検して、米を洗う機械のナットが1個なくなっていたことがわかった。 市教委は「今後は器具の使用前後の点検をしっかりとするように徹底したい」としている。
【ワシントン=井上陽子】ベン・ローズ米大統領副補佐官(戦略広報担当)は21日、記者会見し、国賓として23日から訪日するオバマ米大統領にミシェル夫人が同行しない理由について、「母親としての責任があるため」と説明した。 ミシェル夫人は先月、2人の娘と母親を連れて中国を約1週間訪れたが、この時期、娘2人は春休み中だった。ローズ副補佐官は、「日米関係の重要性に変わりはない」と強調した。
富山県射水市立片口小学校で18日の給食に出されたこんにゃくきんぴらの中に金属製のくぎ1本(長さ1・2センチ)が混入したことが20日、わかった。 3年生の女児が口に入れた後、吐き出し、けがはなかった。 市教委によると、給食の調理を行う市学校給食センターにこんにゃくを納入する業者の裁断用器具(木製)で、くぎが抜け落ちているのが確認され、この業者からの食品納入を19、20日、停止した。業者の改善措置を確認したうえで納入の再開を検討する。 同センターは市内の8小学校、3中学校、2幼稚園に給食を提供。職員が目視で異物混入がないか確認している。 市教委は、問題が発覚した翌19日、市議会予算特別委員会で報告した。橋詰通次長は「原因特定を優先した。隠すつもりはなかった」としている。
埼玉県川越市藤間の東武東上線上福岡―新河岸駅間の踏切で1月、軽乗用車のドライバーが車を降りて郵便を投函(とうかん)した際、無人の車が踏切内に進入し電車と衝突した事故で、日本郵便がこの郵便ポストを撤去する方針を決めたことが7日、分かった。 郵便の投函が事故の発生原因となったことを重く受け止めた日本郵便の判断だが、住民からは疑問の声も上がっている。 事故は1月29日午前6時50分頃、同市の会社員女性(当時41歳)が踏切手前に軽乗用車を止め、ブレーキを掛けずに踏切から約10メートル離れた郵便ポストに郵便を投函した際に発生した。 車はオートマチック車だったため、アクセルを踏まなくても動くクリープ現象で遮断機の下がった踏切内に進入。10両編成の電車と衝突した。同線以外の複数の路線のダイヤを乱し、9万5000人以上の通勤・通学客の足に影響が出たほか、広範囲での大渋滞を引き起こした。 日本郵便は2月6日
食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社「アクリフーズ」群馬工場(群馬県大泉町)で製造された冷凍食品に農薬マラチオンが混入されていた事件で、群馬県警は25日、同工場契約社員の40歳代後半の男について、偽計業務妨害容疑で逮捕する方針を固めた。 捜査関係者によると、男が工場で着ていた衣服からマラチオンが検出されたという。男は今月14日から行方が分からなくなっていたが、24日に埼玉県内でみつかった。 県警はこれまで、商品に印字されている2時間単位の製造時間帯を手がかりに、マラチオンが検出された冷凍食品9点の製造に関わった従業員数十人を特定。さらに、〈1〉マラチオンは加熱すると分解する性質がある〈2〉検出された商品に異臭が残っていた。このため、県警では、食品を加熱処理する加工工程ではなく、包装の直前で混入された可能性が高いとみて、複数の従業員に絞り込み、男を特定した。
総務省と文部科学省は、インターネット上に電子教材を置き、学校と家庭の双方でタブレットなどの端末を使って勉強ができる新たな教育システムを2014年度後半から試行する。 当初は一部の小中高と、特別支援学校の十数校が対象だが、16年度には全国への普及と海外展開を始める計画だ。 ネット経由でデータを管理・利用する「クラウド」の仕組みを利用する。サーバーに英数国理社の5科目の電子教材を置き、学校の授業で使うほか、児童・生徒は自宅でも教材を引き出して予習や復習をすることができる。電子教材は、文字のほか映像や音声を組み合わせることでより効果的な学習が期待できる。 学習記録を分析することで、児童・生徒がつまずきやすいポイントを教師が把握でき、教材や指導方法の改善に役立てることも可能となる。転校する場合にも、学習記録を新しい学校に簡単に引き継ぐことができる。 タブレットや電子黒板を使った教育は、これまでも国
中央線の踏切で動けなくなっていた電動のシニアカーに乗った高齢者を救助したとして、山梨県笛吹市立春日居小(笛吹市春日居町桑戸)の女子児童7人に18日、JR東日本八王子支社から感謝状が贈られた。 同支社によると、7人は下校中の11月18日午後4時5分頃、同市春日居町熊野堂の中央線・熊野権現踏切で、シニアカーに乗った高齢の女性が動けなくなっているのを発見。踏切は警報機が鳴って遮断機が閉まっていたため、4年女児が踏切に設置されていた緊急停止ボタンを押し、残りの6人は近くにいた大人に助けを求め、遮断機を上げて女性を踏切の外に出した。 当時、踏切から約1キロ東側にある春日居町駅には下り普通電車が停車中。緊急停止ボタンが押されたため、運転手に通信指令室から連絡が入り、電車は徐行しながら踏切近くまで走行し、女性が救助されていることを確認したという。 同校でこの日行われた贈呈式では、甲府駅の八代善一郎駅長が
文部科学省は14日、小学5年生と中学2年生を対象にした2013年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」の結果を公表した。 体育の授業以外に全く運動しない児童生徒が増加し、小5女子で3年前の倍近くになるなど、運動離れが顕著になったほか、ボール投げと握力の成績が過去最低となった。 調査は08年度以降過去4回行われ、今回は09年度以来の全員参加方式で実施。国公私立校の計約213万人が4~7月に、50メートル走、反復横とびなどの8種目を行い、点数化した。 合計点は小中男女とも、過去4回とほぼ同じだが、ボール投げでは、小5男子は23・18メートルで、08年度の25・39メートルより2メートル以上、体力水準がピークだった1985年度の29・94メートルより7メートル近く短かった。文科省は「普段の遊びで投げる動作をする機会が減り、腕の筋力が弱っているのでは」と分析。握力も小中男女と
家庭や学校、職場で「褒めて育てる」方法論が注目されているが、いざ実践しようとするとなかなか難しい。 そんな中、子どもたちのやる気を引き出す「正しい褒め方」について、京都市の同志社大政策学部教授の太田肇さん(58)が研究者の立場から考察した著作『子どもが伸びる ほめる子育て―データと実例が教えるツボ』(ちくま新書)が、今月出版された。太田さんは「褒めるという行為の原点は人間として認めること。このことが子どもたちを飛躍的に成長させ、大人の社会にも通じる」と話す。 太田さんらの研究グループは2012年1月から今年3月にかけて、大阪府や兵庫県の幼稚園、中学校、高校の協力を得て「褒める効果」の調査を実施した。 幼稚園では、園児154人を積極的に褒めるクラス(73人)と、通常通りに指導するクラス(81人)に分け、劇や歌の発表、家庭での手伝いなどへの褒め方に差をつけた。 1か月後、日常生活の変化について
インターネット上の住所にあたる「ドメイン」の末尾部分が大幅に増える見込みだ。 現在、ドメインを管理する国際民間団体が1930件の認定作業を進めており、日本関連では「.tokyo」(東京)、「.nagoya」(名古屋)、「.moe」(萌(も)え)などが新しく利用できるようになる。 ドメインは現在は「.jp」など国・地域を基準とした255種類のほか「.com」「.net」など22種類ある。ドメインの前に好きな文字列を加えて登録し、メールアドレスやホームページのURLに使うことができる。しかし、世界の登録件数は2億件を超え、使いやすい文字列との組み合わせは少ない。 ドメインを管理する民間団体「ICANN(アイキャン)」(本部・米カリフォルニア州)は、2012年にドメインを募集し、世界中から1930件の申請があった。日本からは、キヤノンやホンダなど社名・ブランド名が50件、東京、大阪といった地名が
任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を使って出会い系サイトで知り合った女児(12)にみだらな行為をしようとしたとして、茨城県警は5日、千葉県柏市花野井、会社員石飛周容疑者(36)を強姦未遂容疑で逮捕した。 県警は同日、女児の他にも複数の女児が別の男3人から同様の被害に遭っていたとして、3人を強姦や強制わいせつなどの容疑で逮捕、うち2人はすでに水戸地裁で執行猶予付きの有罪判決を受け、もう1人は10月に強姦容疑で再逮捕されていると発表した。 発表によると、石飛容疑者は2月11日午後3時頃、笠間市内のホテルで、女児にみだらな行為をしようとした疑い。女児は3DSでインターネットの出会い系サイトに接続し、石飛容疑者と知り合った。女児の親はネット接続できないようゲーム機を設定したが、女児が解除していた。
佐賀県みやき町立中原中で、50歳代の男性教諭が授業中に2年男子生徒を注意しようと投げつけた椅子が、近くの女子生徒に当たり、けがを負わせていたことが25日、わかった。 町教委は教諭と校長を口頭で厳重注意した。 町教委によると、男性教諭は22日午後1時40分頃、担任するクラスで授業中、ふざけあっていた男子生徒2人を注意しようと、教壇にあった椅子を近くから投げつけた。椅子は机にぶつかって跳ね返り、隣の女子生徒の右腕に当たった。女子生徒は軽い打撲。 校長らに対し、教諭は「注意するつもりで机と机の間の通路に投げたつもりだった」と釈明したという。 校長と教諭は22日に女子生徒と母親に謝罪。女子生徒は翌日以降も登校している。
広島市の市立小学校の男性教諭が、忘れ物をした複数の児童に招き猫のようなポーズを取らせて写真撮影していたことがわかった。 市教委は「不適切な指導」に当たるとして男性教諭を口頭注意した。 市教委によると、教諭は今年1~7月頃、学習用具を忘れた児童を黒板の前に立たせ、片足を上げて「許してにゃん」と言うよう求めていた。5月以降は、その様子をカメラで撮影していた。児童11人の写真データが残っていた。外部への公開はなかったという。 8月下旬、教諭の行為に不快感を覚えた女子児童の保護者からの連絡で発覚。女子児童はポーズを取らされなかったが、9月下旬から不登校になったという。 男性教諭は「忘れ物をなくすための指導の一環だった」と説明。市教委は「教諭の行為は軽率。指導を徹底させたい」としている。
1日午前11時30分頃、横浜市緑区中山町のJR横浜線鴨居―中山駅間の川和踏切で、線路上に倒れていた同区の男性(74)を助けようと踏切内に入った同区台村町、会社員村田奈津恵さん(40)が、下り普通電車にひかれ、死亡した。 男性は鎖骨骨折などの重傷だが命に別条はないという。 男性が線路上に倒れていた経緯を含め、緑署が事故の状況を調べている。 発表によると、現場は警報機と遮断機のある幅約10・8メートルの踏切。 村田さんは父親の恵弘さん(67)が運転する乗用車の助手席に乗り、踏切前で電車の通過を待っていたが、線路に倒れていた男性に気づいて車を降り、遮断機の下りた踏切内に入ったという。男性はレールの内側に倒れており、その上を電車が通過したとみられる。 踏切は中山駅の南東約250メートル。周囲に商店や住宅が立ち並び、交通量は多い。 JR東日本横浜支社によると、この事故で同線は上下線10本が運休、14
長野県上田市教育委員会は23日、同市第二学校給食センターの男性調理員(44)が勤務中、スマートフォンで給食の調理状況を撮影し、インターネットの交流サイト「フェイスブック」に投稿していたと発表した。 発表によると、調理員は7月25、26の両日、調理室内で、調理した酢豚や受水槽の清掃の様子などの写真を撮影し、投稿した。 匿名の通報が寄せられたため市教委が調査を開始。調理員は「4月頃から、鶏ガラスープを取る様子など、ほかにも4、5回投稿した。上田市の学校給食調理のすばらしさを多くの人に知ってほしかった。問題になるとは思わなかった」などと話しているという。 酢豚の画像を載せた25日は、市内の小学校7校約2900食分を調理。酢豚の調理は珍しいといい、公的な記録用に写真を撮っていた調理員もいたため、他の職員も私的な撮影とは気付かなかったとしている。 市教委の小山寿一教育長は「学校給食の安全性に対する市
全国の自治体のうち、政府の要請に基づき7月1日時点で地方公務員給与を削減したのは、58・1%にあたる1038自治体にとどまることが、総務省の調査でわかった。 政府は、東日本大震災の復興財源にあてるため国家公務員の給与を7・8%引き下げており、今年1月、地方公務員も同様に7月までに引き下げるよう求めた。 総務省が2日発表した調査結果によると、東京都、愛知県、仙台市、兵庫県西宮市、松江市、那覇市、福岡県宇美町など230自治体(全体の12・9%)は「実施予定なし」と回答して政府の要請を事実上拒否。「検討中または今後検討」は368(同20・6%)、「実施予定、協議中」は133(同7・4%)だった。給与を引き下げる条例を議会に提出したものの、否決された自治体も20(同1・1%)あった。
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