アマゾンで「戦艦大和の最期」が182位であることを見てちょっと死せる父にジェラス。てかわかったよ一生勝てない。ということで再掲。 家庭画報2002年12月号掲載(11月1日発売) 21歳の海軍少尉として戦艦大和の撃沈から生還し、若くして戦争文学の名作『戦艦大和ノ最期」の著者となった父吉田満は、昭和54年の9月17日に56歳で亡くなった。父の葬儀は、彼が理事を務めていた東洋英和女学院で行われた。多彩な参列者の列は、六本木駅にまで達した。父はよきクリスチャンであり、よき銀行マンであり、よき家庭人であり、人脈家として交際家として、短い人生を駆け抜けた。家族に対するときはよき家庭人に徹して、それ以外の側面はほとんどみせなかった。父は大いなる書き手であったが、語り手というよりは聞き手に廻ることが多く、短いセンテンスに込められた一瞬の機微を好んだ。一言でいえば父は−旧日本海軍のスピリットを体現した—「

