前川貴行 動物写真家が語る自然・命との対峙 山中で強大な野生動物と遭遇したときの衝撃は忘れられません。 前川貴行さんはクマに魅せられ、アラスカやカナダの極地を主フィールドに活動する動物写真家。作品に登場するホッキョクグマやハクトウワシ、イノシシなどは息をのむほどの美しさや愛らしさを見せ、尊い命の営みを感じさせます。自然のなかで孤独な撮影を続ける前川さんに、動物写真の醍醐味や、作品を通して未来ある子どもたちに伝えたいことなどを語っていただきました。 学びの場.com高校卒業後、サラリーマンを経て、動物写真の道に入ったそうですが、なぜ動物写真家に? 前川貴行動物が好きで写真も好きだったから、というシンプルな理由です。僕の場合、スタートが遅く、趣味でカメラを持ち始めたのは26歳のとき。もともと山歩きが趣味だったので、そのお供にカメラを持つようになり、最初は風景写真を撮っていました。そのうち自然の

