ロボットトラクターはなぜ畑作で“使えない”のか──帯広畜産大学畜産学部 佐藤禎稔教授に聞く<前編>【特集・北の大地の挑戦 第8回】 農機の中で自動化や無人化がとりわけ期待されているのはトラクターだろう。作業機を付け替えることで数多くの仕事をこなせるだけあって、運転する時間が多いからだ。 農林水産省は2020年までに遠隔監視による無人化のシステムの構築を公言している。ただ、「抜け落ちた技術がある」と指摘するのは帯広畜産大学畜産学部の佐藤禎稔教授(大規模農業機械学)。「いまのままでは北海道の畑作地帯では使いきれない」という。一体どういうことなのか。帯広市にある研究室を訪ねた。 佐藤禎稔(さとう ただとし) 帯広畜産大学 畜産学部 教授 畑作こそロボトラの使用回数が多い ――国内の農機メーカーがロボットトラクター、いわゆるロボトラを発売しました。 ロボトラを出しているのはヤンマーとクボタ、井関農

