ソフトバンクと独1NCEがIoT通信に大革命 10年間一括2000円、 140カ国以上で 利用可能な通信サービスに迫る モノのインターネット(IoT)を製品やサービスに組み込めない。その大きな原因が「通信コスト」だ。携帯電話向けの料金体系では、IoTには高過ぎる 。従量課金制では総額が見えず、事業計画が立てられない。通信事業者が国ごとに違い、個別契約が必要になる――これらの課題を一掃するため、ソフトバンクと独1NCE(ワンス)が手を組んだ。 わずか5年で1万社 1500万回線を突破 工藤 御社は2017年にドイツで設立され、わずか5年間でサービスを爆発的に普及させています。まさにIoT向け通信サービスの革命児といった勢いですね。 小野 1NCE(ワンス)は、さまざまな産業分野でIoT向け通信とソフトウエアを定額でグローバル規模に提供している企業です。欧米を中心に1万社以上がサービスを利用し