漸化式とは 以下に初項が $3$ で公差が $2$ の等差数列 $\{a_{n}\}:3,5,7,9,\cdots$ があるとします. これは $n$ 番目に $2$ を足すと $n+1$ 番目になると考えれば $a_{n+1}=a_{n}+2$ と書けます.そして $a_{1}=3$ などのように確定すると,数列が決まります.このように,隣同士の関係により数列の性質を表す式を漸化式と言います. 多くの場合,漸化式から数列 $\{a_{n}\}$ の一般項を求めるのが目的です. 漸化式の出題タイプ全パターン 入試で頻出の漸化式の全パターンを紹介します.これ以外にもパターンがありますが,何らかの変形を施すことで以下のパターンに帰着できると思います. 左のリンクから各ページに飛ぶことができます. 隣接2項間漸化式 2-1型(等差型) $a_{n+1}=a_{n}+d$
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