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ブックマーク / nijuusannmiri.tumblr.com (2)

  • 23mm's tumblr - 巻頭コラム No.139 森達也オフィシャルウェブサイト

    脱カルト協会が記者会見で「A3」への抗議声明を発表したと知ったときには、実のところ少しばかりわくわくした。 これでようやく論争ができるかもしれないと思ったのだ。 でも抗議声明全文http://sky.ap.teacup.com/takitaro/を 読み終えた感想を一言にすれば、やっぱり反論する気が失せた。 麻原無罪を主張しているとか水俣病説を分析しないまま引用しているとか、これらの指摘に対して言えることは、 「批判するのなら、ちゃんと『A3』を読んでください」しかない。 僕が『A3』で展開した“弟子の暴走”論は、麻原と側近たちとの相互作用を前提に置いている。無罪だなどと主張するつもりもないし、 そもそもそんなことは書いていない。他にも確定した判決文を一部しか紹介していないとか、「A」についての基的な情報を提供していないとか、 サイゾーの記事はどうだとか、ちゃんと「A3」を読んでいな

  • 23mm's tumblr - 巻頭コラム No.137 森達也オフィシャルウェブサイト

    週刊文春の記者から携帯に、「『A3』に対して、事実を書いていないとの批判があり ます」との連絡があったのは、父親の通夜の日だった。「どんな批判ですか」と訊ね れば、「一連の事件は弟子が暴走したとの森さんの論に、早川さんや岡崎さんや林さ んたちが、事実とは違うと訴えているとのことです」との返事だった。 どうもよくわからない。彼ら三人は死刑確定者だ。外部交通が制限されているのだ から、編集部に訴えることは簡単ではない。それに岡崎さんと林さんからは(支援者 を通じて)、『A3』への熱い感想が届いている。そもそも彼らが僕の見解に対して違 和感を表明していることは『A3』においても明らかにしているし、何よりも一審弁護 団が主張した「弟子の暴走論」に、僕は全面的な同意などしていない。『A3』を読ん だのならわかるはずのことだ。 でも同時に考えた。そもそも『A3』は、多くの批判や反論を覚悟した書籍だった

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