正義。力。 正しいものに従うのは、正しいことであり、最も強いものに従うのは、必然のことである。 力のない正義は無力であり、正義のない力は圧制的である。 力のない正義は反対される。なぜなら、悪いやつがいつもいるからである。 正義のない力は 非難される。したがって、正義と力とをいっしょにおかなければならない。 そのためには、正しいものが 強いか、強いものが正しくなければならない。 正義は論議の種になる。力は非常にはっきりしていて、論議無用である。 そのために、人は正義に 力を与えることができなかった。 なぜなら、力が正義に反対して、それは正しくなく、正しいのは自分だ と言ったからである。 このようにして人は、正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである。 ブレーズ・パスカル著「パンセ」より、第五章 正義と現象の理由 まあ、緑のルーペ氏の出した「宇宙人の冬」についてですよ 調