『むかしむかし、ある国のおひめさまが、たいそうおもいびょうきにかかってしまいました。 あさひるばんと、たまごを三つたべなければなおらないびょうきです。 こまった王さまは「たまごを三つもってきたものをひめとけっこんさせる」というおふれを出しました。 そんなある日、国のはずれにすむおろかなわかもののいえで、めんどりが三つのたまごをうみました。 しかし、わかものはおろかなので、そのたまごをあさひるばんと、じぶんでおいしくたべてしまいました。 それで、おひめさまは天にめされてしまいましたとさ。おしまい』 上記のお話は、たしか小学4年くらいの時だったと思いますが、私ことフルハシがクラスの壁新聞の読み物として書いたものです。……が、コレは原稿を模造紙に書き写す係の女の子によって、ラストを以下のように書き換えられてしまいました。 『わかものは三つのたまごをおひめさまにあげました。 おひめ