北大初のプロ野球選手になりた〜い!? 全日本大学野球選手権は10日、2回戦などを行い、北海道大が広島経大を3−1で撃破。国立大学としては、1998年の京都教育大と並んで大会史上最多の1大会2勝を挙げた。旧帝大(北大、東北大、東大、名古屋大、京大、大阪大、九州大)では大会初勝利を挙げた北大の快進撃はまだ続く。 札幌学生リーグで昨秋は最下位に沈み、入れ替え戦を2勝1敗でしのいで辛くも1部に残留した北大。この春は一転して優勝を果たし全国へのキップを手にした。原動力は、昨秋まで捕手兼中堅手で、転向半年足らずで絶対的エースとなった石山智也投手(4年)である。最速143キロの速球、スライダー、フォークを駆使し、春のリーグ戦では5勝1敗、防御率0・70の驚異的な成績を収めた。 石山は今大会でも1回戦の四国学院大戦で1失点完投勝利。この日は中1日で8回から救援登板し、9回に1点を失ったもののチームをベ