政界再編が準備されつつある (田中良紹の「国会探検」)

菅政権がスタートして「脱小沢」ばかりが注目されているが、私には「政界再編」の準備が進行しつつあると思えて仕方がない。それが成功するかどうかは不明だが、政局の雰囲気が３年前の「大連立」の時と似ているのである。 前回の記事は外国でインターネットで見た日本の新聞情報を元に書いたが、今回は帰国して日本の空気を吸いながら書いている。その事で考えの前提が変わった。前回は「小沢氏が鳩山氏に辞任を迫り、それに抵抗した鳩山氏が小沢氏を道連れにした」との新聞情報をそのまま判断材料にした。 ところが帰国して日本の空気の中にいると考えが変わった。小沢氏が鳩山氏に辞任を迫ったのは事実だろうが、「道連れ」にされたのではなく、小沢氏の方から「自分も辞める」と言って鳩山氏に辞任を迫ったのではないかと思うのである。何のために。参議院選挙に勝つためにである。 考えてみれば鳩山氏一人が辞めて小沢氏が辞めないのは最悪の判断である

[k-s1r]

＞「道連れ」は実は小沢氏が考えた知恵ではないかと私は思う。

[muchonov]

現状の野合政党状態からもう一度ガラガラポンやって，適切な政策軸で対立する二大政党制を実現する所までが自分の政治的使命だと考えてるような感じは，確かにします。問題はその政策軸が何なのかわからんということ

[biconcave]

当たり前すぎるよね。こんなことに気付かない方がバカ。＞考えてみれば鳩山氏一人が辞めて小沢氏が辞めないのは最悪の判断である。