中国・チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で2008年3月に発生した暴動の際に商店から略奪され街路に放置された品々(2008年3 月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/Rune BACKS 【10月23日 AFP】亡命チベット(Tibet)人元政治犯らによるNGO組織「グチュスム(Gu-Chu-Sum、9-10-3)の会」は22日、中国当局が21日にチベット自治区ラサ(Lhasa)で、2008年3月に発生した暴動に関わったとされる3人に対し銃殺刑を執行したと伝えた。 グチュスムは消息筋の情報として、処刑されたのは暴動発生以来拘束されていたチベット人男性2人と女性1人だとしている。 中国は、暴動の際に「暴徒」が21人の死に責任があるとする一方、治安部隊が殺害したのは1人のみだと主張している。 一方、チベット亡命政府は、中国当局が暴動鎮圧の際にチベット人200人以上を殺害したと主張