KEIO SFC Global Campus インターネット 2020-01-16(村井 純) #14. これからのインターネット
KEIO SFC Global Campus インターネット 2020-01-16(村井 純) #14. これからのインターネット
私たちヒトを含む真核生物の祖先に最も近い微生物「アーキア」を、深海底の堆積物から培養することに、世界で初めて成功しました。 それは、触手のような長い突起を持ち、とてもユニークな姿をしていました。 そして、培養したアーキアを観察して分かったことと、ゲノム解析から分かったことを組み合わせると、謎に包まれていた真核生物誕生の道筋が明らかになってきました。 この成果を英科学誌『Nature』に発表したJAMSTEC超先鋭研究開発部門の井町寛之主任研究員と産業技術総合研究所生物プロセス研究部門のMasaru K. Nobu(延 優)研究員にお話を聞きました。 アーキアとは? ──今回培養に成功したアーキアとは、どういう生物ですか? 井町:地球上に生息する生物は、「アーキア」と「バクテリア」と「真核生物」の三つの大きなグループに分けられています。アーキアは古細菌、バクテリアは真正細菌とも呼ばれています
企業や自治体が自らの建物や敷地内で5G(第5世代移動通信システム)ネットワークを独自に構築できる「ローカル5G」の免許申請が2019年12月に始まった。地域の活性化や新たな需要の拡大につながるとして、旗振り役の総務省をはじめ、通信事業者やベンダーなど関係者の期待は大きい。だが課題も多く、しばらくは利用が広がらないのではないかと筆者は危惧している。 現状では「難しい」「高い」 まず仕組みが難しい。ローカル5Gといっても当面は4Gと組み合わせた「NSA(ノンスタンドアローン)」構成での運用となり、4Gネットワークを別途用意しなければならない。「自営等BWA(広帯域移動無線アクセスシステム)」を使って自ら構築するか、携帯大手や地域BWA事業者から借りる必要がある。ここまでの説明を聞いただけで導入をためらう企業や自治体も多いのではないか。 周波数の利用に当たっては同期や干渉調整が必要となり、例えば
東京オリンピック・パラリンピックで世界各国から多くの人が集まると、国内ではあまり経験しない感染症にもかかるおそれがあるとして、日本感染症学会は注意すべき感染症のリストを公表し、大会に関わる人たちにワクチンの接種などを呼びかけることを決めました。 リストでははしかや風疹、インフルエンザなど、感染力が高かったり大きな流行を引き起こしたりする感染症のほか、国内では症例が少ない「侵襲性髄膜炎菌感染症」など合わせて8種類について、大会関係者やボランティアなどは事前にワクチンを接種すべきなどとしています。 このうち「侵襲性髄膜炎菌感染症」は、くしゃみやせきなどを介して感染し、高熱や関節痛といった症状や意識障害などを引き起こして、治療しない場合、致死率は50%に上るとされます。 アフリカ中央部では流行が見られ、日本国内でも去年のラグビーワールドカップの後に1例報告されているということで、学会は特に注意が
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