二枚貝は大量の海水を吸い込み、海水中に含まれるプランクトンや有機物の粒子をこし取って食べています。特にカキではその能力が高く、なんと1日に200~400Lもの海水を取り込むことができます。 しかしカキは排出能力が低いため、異物を体内の中腸線に蓄積してしまいます。カキを食べてノロウイルスの食中毒になってしまうのは、ノロウイルスで汚染された海水をカキが取り込み、蓄積してしまうことが原因です。 このカキの性質を逆手にとったのが、二枚貝の生産販売などを手掛けている「うみの株式会社」らが開発した”フレーバーオイスター”です。 このフレーバーオイスターは、香辛料などの粉末をプランクトンと共にカキに与え、カキが異物を体内に蓄積させる性質を利用し、カキそのものに風味をつけたもので、現在までにラー油やサンショウ、ニンニクや緑茶など20種類の味が楽しめるといいます。 うみの株式会社 プレスリリースより サンシ
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