人生をエンジョイするための家の選び方 もし、現在40〜50代で、家族がいるのに、未だに賃貸に住んでいることが恥ずかしいと思っている人がいたら、今日から大きく胸を張ってください。私は「持たないことは不幸ではない」と思います。 空き家の急増が広く知られるようになり、誰も住まずに朽ちていく家が問題となっています。 総務省統計局の「平成30年 住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家比率は昭和末期の1988年には9.4%でしたが、2018年には13.6%と約1.5倍に増えています。居住者のいない住宅が、約900万戸もあるのです(同調査は5年ごとに実施)。 考えてみれば、一人っ子と一人っ子が結婚し、マイホームを買ってしまったら、双方の親の家2軒が余ります。今の親は地方から都心に上京し、都心で結婚をして家族を築いているため、その子どもたちの実家は都心となり、その実家があと数十年後には空き家になってし