4月20日、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「レディー・プレイヤー1」が日本で公開される。(1)この映画はアーネスト・クライトンの小説「ゲームウォーズ」を原作としており舞台は2045年の未来、人々が食事などの時間以外をヴァーチャルリアリティの中で生活している設定だ。そのVRの創設者の遺言により、VR世界の中に仕掛けられた3つの謎を解き明かし、莫大な財産を手に入れようとする若者達の物語となっている。「レディー・プレイヤー1」が公開されれば「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(2)と合わせスピルバーグ監督の新作映画が2本同時に日本で公開されることとなる。「ペンタゴン・ペーパーズ」は1971年のワシントンポスト社が舞台であり、「レディー・プレイヤー1」で描かれる時代や内容も全く異なる。そしてこのほぼ同時期に撮影された2本の映画の異なる世界観を作ったカメラマンに、ポーランド出身の撮影監督