確かに、パッと見で 「なんだこれ?」 になりますね。 意味のないコメントとして else 句ごと削除してしまって良さそうにみえます。 しかし、実はこの「何もしない」コードは、 プログラミング(理論)的に面白い側面を持っている ので、簡単に記事にまとめてみたいと思います(記事中では Swift に似た擬似コードを使用します)。 キーワード if 式、網羅的パターンマッチ、参照透過、副作用、モナドと単位元 else 句が省略できる条件 例えば、次のコード例を考えてみます: let array: Array<Int> = ... var positiveArray: Array<Int> = [] // var = 可変変数 for x in array { if x > 0 { positiveArray.append(x) } else { // 何もしない } } ここでは array か