ブックマーク / niigata-sanpo.hatenablog.com (281)

  • 朝の公園を - NIIGATAさんぽびと

    橋の上でサギがのんびり毛づくろい。 ひまわりを見に来たついでに、朝の上堰潟公園をぶらぶらと。 公園の遊歩道は一周2km。 いろいろな種類の木が植えられていて日影を作ってくれる。 景色を見ながらゆっくり歩いたり、ジョギングしたり、思い思いに楽しむ道。 まだ人も少なく静かな朝の公園。 公園のあちこちに百日紅が咲いていた。 年間を通して豊かな水をたたえている上堰潟。 春は花見客で、冬はハクチョウや水鳥で賑やかだが、夏は意外と静か。 池に架かる木道はもう長いこと立入禁止のまま。欄干の上にサギが一羽。 人が通らない道は、すっかり水鳥たちの休憩所に。 沿道を彩っていたアジサイはもう終わり。これはどんな色の花だったかな… 毎年恒例の「わらアートまつり」の作品作りが始まっていた。 毎年、東京の武蔵野美術大学に通う学生たちが、テーマやデザインを考え、 新潟に滞在して地域住民と一緒に制作している。 現在はすで

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    k10no3 2024/09/14
  • 朝のひまわり畑 - NIIGATAさんぽびと

    早朝の空気のなか、6,300のひまわりが咲きそろっていた。 今年も上堰潟公園のひまわり広場へ。 朝早く目が醒めたので、涼しいうちにひまわりを見に出かけた。 新潟市西蒲区の上堰潟(うわせきがた)公園は、 春は桜、夏はひまわり、秋はコスモスと、年間を通じて美しい公園。 この時期は6,300のひまわりが咲き誇る。 この時期だけ設営される展望台の上から。 津南のひまわり畑などと比べれば規模は小さいが、きれいに整備されている。 鮮やかで大きな花が同じ方を向いて並んでいる。 こんな光景はひまわり畑以外ではあまり見ないことに気づく。 展望台の脇は、ミストが噴出されている遮光スペース。 曇り空で早い時間なので、日中よりもしっとり見えた。 広場の真ん中にはサフィニアのピンクのハート。 毎年、ひまわり畑の中央付近に植えられるサフィニア。 朝の時間のせいか綺麗に見えて、今年はつい多めに撮ってしまった… やわ

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  • 高田城址公園のハス Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    泥水の中からまっすぐに伸びて、清らかな花を咲かせるハス。 逞しい生命力を持つ花は、とても優しい色をしている。 ハスの花を見ようと、上越市の高田城址公園へ。 ここは有名な桜の名所で「日三大夜桜」として知られる公園だが、 夏になると、広い外堀はハスの花で埋め尽くされる。 ハスの花を見るなら午前中ということで、朝一番にやってきた。 あいにく空はどんよりしているが、花を撮るにはそれもいいかもしれない。 19ヘクタールもある外堀を覆い尽くすハス。 ハスの種類は和蓮で、ほとんどがピンクだが白も混じっている。 ピンクと白のハスが入り混じって咲くのは珍しいらしく、 その規模と美しさから「東洋一」と称されている。 ハスはおよそ1億4000万年前に、すでに地球上に存在していたらしい。 以前、二千年の間、地中に埋もれていた種から繁殖させた 大賀ハス(二千年ハス)を見たことがあるが、ずいぶん生命力の強い植物であ

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    k10no3 2024/09/08
  • ひまわり畑と縄文ムラ - NIIGATAさんぽびと

    津南町の「農と縄文の体験実習館 なじょもん」へ。 縄文時代の竪穴住居に入ったり、ひまわりの絨毯を楽しんだり。 沖ノ原のひまわり広場と龍ヶ窪を見た帰り道。 体験学習施設「なじょもん」のひまわり畑を覗いてみた。 ここは津南町で出土した土器や石器の展示、季節ごとの企画展示なども行っている施設で、 土器づくりなどの縄文体験や自然体験、農業体験などができる。 「なじょもん」というちょっと変わった名称は、 「なじょも(どうぞ)」という方言と、「縄文」を組み合わせた造語らしい。 駐車場の脇にあった縄文っぽいアート作品。 ここは有名な沖ノ原のひまわり広場に比べて訪れる人は少ないが、 実は、広いひまわり畑が楽しめる穴場。 約1.5ヘクタールの畑に咲き誇る約15万のヒマワリはなかなか見事。 人の姿はほとんどなく、ほぼ貸し切り状態。暑かったしね… ひまわりは終わりかけなのか、暑さのせいなのか、痛んだ感じの花が

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    k10no3 2024/09/05
  • 湧き水の池 龍ヶ窪へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    深い緑を映す龍ヶ窪の水。 清らかな伏流水で満たされた池は森の中でひっそりと。前回の続きです。 澄んだ水がある場所は、空気も澄んでいる。 静かな緑に囲まれた遊歩道を奥へ。 小さな石橋を渡って。 鏡のような水に青や緑が映り込む。 竜ヶ窪には二つの社がある。 遊歩道の一番奥にあるのは「八大龍王権現」。 社の隣に立つ古い石碑。 風化を防ぐためか、真新しい祠に覆われていた。 祀られているのは竜神様だろうか。ずいぶん酒がお好きなようで。 祠の右奥にある湧き口から大量の水が流れ出していた。 40年かけて大地のフィルターを通り抜け、磨かれた水だ。 来た道を戻って、もうひとつの社「龍ヶ窪神社」へ向かう。木洩れ陽が気持ちいい。 清き水の湧くところ、毒などあろうはずがない…  などと思ってはなりません。 石段の上に鎮座する「龍ヶ窪神社」。 石段脇から湧き出ている水は飲用水になるので、汲みに来る人も多い。 木々に

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    k10no3 2024/09/03
  • 湧き水の池 龍ヶ窪へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    津南町の山あいにある「龍ヶ窪」。 美しいエメラルドグリーンの池は、清らかな伏流水で満ちている。 暑い日、清く涼しげな水を見たくなって、津南町の「龍ヶ窪」へ。 ブナや杉の森の中にひっそり佇む、湧き水でできた池は、日名水百選にも選ばれている。 車を降りて、木洩れ陽の森の道へ。高い木々が陽射しを遮ってくれる。 途中にある水のみ場。 龍ヶ窪に伝わる龍神伝説にちなんで、龍の口から水が流れ出している。 冷たくて美味しかった。 池から蕩々と流れてくる水。常にこれだけの量が湧き出していることに驚く。 流れてくる方を覗くと、水に映った緑がゆらゆら。 葉っぱの奥に見えるのは鏡のような水面。 池に沿って続く遊歩道。ウッドチップの感触が優しい。 木々の向こうにエメラルドグリーンが見えてくる。 昔からずっと姿を変えない美しい池。 池のほとりに近づける見学スポットへ。 池の深さは1.5mほど。 広大な河岸段丘の上に

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    k10no3 2024/09/01
  • 津南のひまわり畑へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    見渡す限りの黄色の絨毯。 約50万のひまわりが咲き誇る「津南ひまわり広場」の続きです。 畑には広場が見渡せる展望デッキが設けられ、 黄色に輝くヒマワリと広大な景色を一望できる。(ものすごく暑いけど)気持ちいい。 映える〜♥️ ってやつですか。 みんな同じ方向を向いて咲いている。 ひまわりが太陽を向くように動くのは、茎に秘密があって、 太陽の光が当たる部分よりも、光の当たらない部分の成長スピードが早いためらしい。 開花する頃には茎の成長が止まってしまうため、咲いた後はもう向きを変えることはない。 ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」。これはギリシャ神話に由来するという。 水の精クリュティエが、太陽神アポロンに恋をしてしまった。 しかし、アポロンは別の女性に恋をしていたため、 クリュティエは、叶わぬ恋を悲しみながら、 9日間同じ場所で天空を見上げ、東から西へ駆けていくアポロンの姿を追っ

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    k10no3 2024/08/30
  • 醸造のまちへタイムスリップ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    摂田屋のシンボル的な存在「機那サフラン酒製造舗」。 屋敷や蔵の中には、古い書物や美術品など昔を偲ぶ展示品が並んでいた。 久しぶりに訪れた長岡市摂田屋の「機那サフラン酒製造舗」。 ガイドさんの説明を聞きながら、美しい鏝絵(こてえ)や離れ座敷を見学した後は、 主屋の中へ。 主屋は明治中期に建てられた木造二階建ての建物で、 これも登録有形文化財に指定されている。 見学できるのは一部だが、実際はかなり広いお屋敷。 中に入って目に飛び込んでくるのは、恵比寿や大黒天の色鮮やかな鏝絵。 ここが鏝絵蔵の入り口。 鏝絵蔵の中は展示スペース。 2階には古い看板や広告、建物内から発見された調度品などが並んでいる。 機那サフラン酒は、サフランをはじめ、桂皮、丁子などの植物などで調整したリキュール。 明治から昭和にかけて「養命酒」と勢力を二分した薬用酒だった。 現在でも買い求めることができる。 商品名にある「機

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    k10no3 2024/08/18
  • 風薫る丘のハーブ園 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    晴れた日、久しぶりに山の上のハーブ園へ。 遠くまで広がる山々と青い空が気持ち良かった。 魚沼市の山間部にある「越後ハーブ香園入広瀬」へ。 高台にある広い敷地には、いくつかのガーデンエリアがあって、 ハーブをはじめ100種類もの植物を楽しめる。 入園は無料。ご自由にどうぞ、という感じで誰でも気軽に散策できる。 なんといっても、見晴らし抜群のロケーションが素晴らしい。 丘の上に広がるラベンダー畑。 摘み取り体験もできたのだが、この日はとても暑かったので眺めるだけに。 紫のかわいい花があちこちに。 顔を近づけるといい香り。ジリジリと太陽が照りつけるなか、一瞬の清涼感。 いろいろな花を見ながら園内をゆっくりと。 トンボが涼しげに飛び回っていた。 とても眺めのいいベンチもあるが、この日は暑さで断念… ふわふわのスモークツリー。 丘の上の景色を楽しみながら、ゆっくりと園内を。後半へ続きます…

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    k10no3 2024/08/12
  • 角兵衛獅子の里遊歩道 - NIIGATAさんぽびと

    25年前に廃線になった新潟交通電鉄の線路跡。 電車が走っていた線路が今は静かな遊歩道になっている。 旧月潟駅でノスタルジックな時間を楽しんだ後、遊歩道へ。 1999年(平成11年)に廃線になった新潟交通電鉄の線路跡に作られた2.2kmの道。 旧月潟駅のすぐ隣にある「角兵衛地蔵尊」は、月潟の地に伝わる角兵衛獅子の守護尊。 旅から旅へ巡業していた角兵衛獅子の芸能集団が、 芸の上達と巡業中の安全を祈願したといわれている。 安置されている角兵衛地蔵尊は大小2体あり、 小さい方は安土桃山時代、大きい方が江戸時代初期のものとされている。 「越後獅子の唄」の歌碑。 刻まれているのは13歳の美空ひばりさん。 13歳というと中学1年生。少女の頃からもう「昭和の歌姫」のオーラが出ているような。さすがです。 碑には彼女が角兵衛獅子の少年を演じた映画の挿入歌の歌詞が刻まれている。 遊歩道の一部にレールと枕木を埋め

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    k10no3 2024/08/10
  • 廃線駅ノスタルジー Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    25年前に役目を終えた電車が、今もレールの上で街を見つめている。 時間が止まったような旧月潟駅の続きです。 旧月潟駅には3台の車両が保存されている。 電動客車のモハ11号、電動貨車のモワ51号、ラッセル車のキ116号。 使われなって25年も経てば、艶もなくなりあちこち痛んでいくはずなのに、 保存会の皆さんによるメンテナンスのおかげで、どれもきれいな姿を保っている。 この日は車両の中へは入れなかったので、外からその姿を眺めた。 一番手前にあるのはモハ11号。 沿線住民の貴重な足として活躍した電動客車。 このモハ11号に実際に人を乗せて走らせるイベントが2022年から行われていて、 今年も「走れ!かぼちゃ電車2024」が9月22日(日)に開催される。 構内に残った50mのレールの上を車両移動機アントで牽引し走行。 1回の定員は50名で、9回運行。 面白いのは、そのうちの2回だけ、わざと定員80

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    k10no3 2024/08/08
  • 一万本のユリ畑 - NIIGATAさんぽびと

    白、黄色、オレンジ、ピンク… 街を見下ろす丘に広がる、色とりどりの花の絨毯。 今年も魚沼市にある月岡公園の花広場へ。 街を見下ろす高台の広場には、毎年約10,000ものユリが咲き誇る。 新潟県はユリの栽培面積が全国第1位、出荷量は2位だそうだ。 県内最大の産地がここ魚沼市。 豪雪地帯で、雪がない時期にしか畑を使うことができないため、 限られた期間で収益を上げられる「花」の栽培を始めたのがきっかけらしい。 現在、40軒程のユリ農家があり、約150もの品種が栽培されている。 魚沼市は豪雪地帯のため、全国の中でもユリの出荷時期が遅い。 でもその結果、他の産地からの出荷がない時期に出すことができる。 さらに、世界初といわれる「球根冷蔵技術」を確立し、 来の開花時期よりも遅い8月~11月までの期間の出荷が可能になった。 しかも同じ魚沼市内でも標高差による気温差を活かして、 各地区のユリが順番に咲

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    k10no3 2024/08/04
  • 夕方の弥彦山頂公園 - NIIGATAさんぽびと

    山頂の景色を楽しんだ後、9合目まで戻って山頂公園をちょっと散策。 懐かしく美しい風景にほっこり。 昭和33(1958)年、弥彦山ロープウェイの完成と同時に建てられた展望ビル。 ずっと変わらない姿でいまだに現役。 昔、昭和天皇・皇后両陛下も山頂の御神廟を参拝後、ここで御昼されたとか。 この照明もその頃からあるんだろうか。 弥彦山ロープウェイの山頂駅周辺に広がる山頂公園。 展望堂やパノラマタワー、小さい遊園地もあって、昔からずっと変わらず営業中。 ここにはおよそ1万株のアジサイが咲く。 公園のアジサイは、ロープウェイの運行会社の職員が20年ほど前から植え始めたもの。 最初の500株を挿し木などで増やしてきて、今ではおよそ1万株! 日海や越後平野の雄大な眺めとともに、知る人ぞ知るアジサイスポットになった。 階段の途中に咲いているのは白やピンクのアナベル。 アメリカ生まれのかわいいアジサイ。

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    k10no3 2024/08/01
  • 弥彦山 山頂さんぽ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    古来から信仰の山として崇められてきた弥彦山。 山頂に建つ彌彦神社御神廟からは360度の大パノラマが楽しめる。前回の続きです。 弥彦山9合目の山頂公園から、てくてくと700m。 御神廟入り口にある社務所前に到着すると、一気に視界が開ける。 おお、気持ちがいい。連なる山々や越後平野を一望だ。 新潟平野のほぼ中央部の日海に面した弥彦山は、 東京スカイツリーと同じ634m。 中部北陸自然歩道のコースにもなっており、多くの登山客が訪れる人気の山。 登って来た方を振り返ると、展望堂とパノラマタワーが見える。 その奥の三角形の山は「多宝山」。 弥彦山との標高差はわずか数十センチで、峰続きで2kmしか離れていないので、 遠くから見ると双耳峰に見える。 北は角田山(482m)、南は国上山(313m)まで、 約15km続く弥彦山脈は、佐渡弥彦米山国定公園に指定されている。 稜線に並んでいた電波塔。 上に登

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    k10no3 2024/07/30
  • アジサイ咲く公園へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    見晴らしの良い斜面いっぱいに咲くアジサイ。 夏色の花を楽しみながらてくてくと。水道山公園の続きです。 水道山公園から隣にある観音山公園の方へ歩いていくと、 見晴らしの良い斜面にアジサイが咲いている。 花はやや少なめだったが、青々とした田んぼを見渡せて気持ちがいい。 若い黄緑色から青へ。夏に似合う涼しげな色。 今年は斜面に新しい道ができていた。 こちらの斜面にもトンボがたくさん。 ところどころにガクアジサイも咲いていた。 人の姿もほとんど無く、静かだった水道山公園。 のどかな田園風景と涼しげなアジサイに今年も癒された。 青や紫が多い中で、目にとまった優しいピンクのアジサイ。 ピンク色のアジサイの花言葉は、「強い愛情」「元気な女性」。 「元気な女性」という花言葉はフランスで生まれたとか。 土壌が石灰質でアルカリ性が強いフランスではピンク色のアジサイが多いという。 爽やかな季節に明るいピンクや赤

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    k10no3 2024/07/26
  • アジサイ咲く公園へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    静かな高台の公園に咲く10,000株のアジサイ。 今年も見附市の水道山公園へ。 アジサイの時期になると訪れる見附市の水道山公園。 市街地に隣接する小高い山にあって、街並みや遠くの山々を見下ろせる静かな場所。 初夏には約10,000株のアジサイが咲く。 駐車場がとても狭いので、早い時間にやってきた。 木々の向こうに見附の街並みが見える。 この日は少しどんよりした空。 アジサイは梅雨時の花なので、こんな日も悪くないかと。 林の中の小道。昔よりも花が少なくなった気がするが、木に囲まれて落ち着く場所。 今日はアジサイがしっとり見える。 涼しそうな色のガクアジサイ。 アジサイは花びらに見えるのはガクで、当の花は真ん中のツブツブした部分。 手毬のように咲くアジサイも ガクをかき分けると中にちゃんと小さな花があるらしい。 この時期に見るブルーのアジサイはとても涼しげ。 アジサイは土壌が酸性かアルカリ性

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    k10no3 2024/07/25
  • 紫陽花に囲まれて Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    300種のアジサイが咲き誇る境内をゆっくりと。 光照寺のアジサイ巡りの続きです。 あっちもキレイ、こっちもキレイ。目移りしてなかなか進めない。 水に花っていいですね。特にアジサイはベストマッチ。 堂の前に咲いていた「翠玉」という品種。深みのある青が目を引いた。 アジサイの語源は諸説あるが、 一般には、古く「あづさい」と言われていたのが訛ったものとされている。 「あづ」は「集まる」を意味し、「さい」は「真藍(さあい)」が縮まったのだという。 では、漢字表記の「紫陽花」って… 前から思っていたが、完全な当て字で普通に読めない。 これに比べたら「夜露死苦」ってとても素直(笑) この漢字になったのは、どうも勘違いかららしく… 唐の詩人「白居易(はくきょい)」が招賢寺というお寺を訪れ、 そのお寺に咲いていた紫色の花を「紫陽花」と名付けた。 それが日に伝わると、その花はアジサイのことだと勘違いされ

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    k10no3 2024/07/20
  • 直江兼続の居城 与板城跡へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    早起きして訪れた直江兼続の居城跡。 鳥の声を聴きながら、朝陽が射す森を歩いていく。与板城跡の後編です。 与板城跡の丸跡でひと休み。早朝の静かな時間を楽しむ。 丸に立つ赤い鳥居。奥にあるのは城山稲荷社。 社の後ろ側にあった小さな祠。 お稲荷さんだけに、京都伏見のお酒が供えられていた。気がきいてる。 最初見た時、犬かと思ったが、きっとスマートな狐だったのだろう。 足が折れ、耳や尻尾も壊れてしまったようだ… 積まれた石に乗せられてなんとか立っているが、ダックスフンドみたいなシルエットにほっこり。 丸の先は、「二ノ郭(二ノ丸)」「三ノ郭(三ノ丸)」が続く、野趣を感じるエリア。 久しぶりなので行ってみることに。 堀切の急な階段を降りていく。 丸と二ノ郭の間にある堀切は10mはある深いもの。 今は階段があるので簡単に越えられるが、当時はそうはいかなかっただろう。 二ノ郭からは杉林に囲まれた道。

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    k10no3 2024/07/16
  • 五十公野公園 あやめ園へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    色とりどりの花菖蒲に目移りしながら、園内を散策。 花と緑に囲まれた五十公野公園の続きです。 花菖蒲はノハナショウブを原種に改良された国産の園芸種で、 5,000品種以上あるらしい。色も模様もほんとに様々。 花菖蒲の花言葉は「優しい心」「優雅」「うれしい知らせ」「心意気」「あなたを信じる」etc… 色や形がいろいろあるので意味もいろいろ。 スイレンの池には、艶やかな花がたくさん咲いていた。 両脇を緑に囲まれて奥に長いあやめ園。1.8ヘクタールの広さは県内随一。 課外授業だろうか、大勢の小学生が網を持ってやってきた。 水辺の生き物を捕まえているようだ。こういう授業は楽しいだろう。 蛇が出たー!とか、とても賑やか。 あやめまつり期間中は18:00から21:00までライトアップされる。 帰りは違うルートで。升潟の対岸、木々が繁る木洩れ陽の道を。 水草模様が広がる升潟。 おや? 遠くの方に白鳥が一羽

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    k10no3 2024/07/12
  • 謙信デビューの地 黒滝城址へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    戦国時代、幾度となく戦いが繰り広げられた黒滝城。 昔に思いを馳せながら静かにのんびり森歩き。前回の続きです。 「桜井の曲輪」から長い階段を下りて、次に向かうのは「大蓮寺曲輪」。 途中、麓から来る「搦手道(からめてみち)」と合流。 この道で登ってきたことはないが、奥を覗くとこんな看板が。 分岐を過ぎ、また登り返して行くと、 見晴らし抜群の「大蓮寺(だいれんじ)曲輪」に到着。 ここはいつ来ても気持ちいい。 城を守る武士たちの待機場所になっていた曲輪で、越後平野を一望。 ここから麓にいろいろな合図を送っていた。 街並みや田んぼ、遠くの山々を見ながらしばし休憩。 さて、分岐まで少し戻ってその先へ。 草に覆われた「桜清水」跡。 大切な水源のひとつで、この辺りからスリ鉢や瓶の破片が見つかっているらしい。 今も僅かに水が流れていて、水芭蕉やニリンソウが生息している。 曲がりくねって起伏のある道は、ちょっ

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    k10no3 2024/07/07