岐阜市近郊にある自宅の近くを根尾川が流れているのですが、その根尾川の河原に毎年レンジャクが訪れます。見られるのはほとんどがヒレンジャクで、キレンジャクも現れるのですがごくわずかです。彼らは川岸にある柳の並木に寄生するヤドリギの実を食べに来るのです。ヤドリギが寄生する柳の木は、根尾川の河原のあちこちにあり、よってレンジャクたちは、その実を食べに移動しますから日によって見られる場所が変わります。 地元の人はその日の居場所を探すことができますが、遠くからの人はなかなかそうはいかず、彼らとの遭遇は運が左右することになります。 去年の話ですが、根尾川漁協が河原にマスなどの釣り堀を作り、その際に河原のヤドリギの付いた柳の木を多く切り倒し、枝を払ってしまいました。ですから以前に比べるとヤドリギが少なくなっています。この環境の変化が今後レンジャクたちにどう影響するのか少し心配です。まだヤドリギは河原のあち