25年前に役目を終えた電車が、今もレールの上で街を見つめている。 時間が止まったような旧月潟駅の続きです。 旧月潟駅には3台の車両が保存されている。 電動客車のモハ11号、電動貨車のモワ51号、ラッセル車のキ116号。 使われなって25年も経てば、艶もなくなりあちこち痛んでいくはずなのに、 保存会の皆さんによるメンテナンスのおかげで、どれもきれいな姿を保っている。 この日は車両の中へは入れなかったので、外からその姿を眺めた。 一番手前にあるのはモハ11号。 沿線住民の貴重な足として活躍した電動客車。 このモハ11号に実際に人を乗せて走らせるイベントが2022年から行われていて、 今年も「走れ!かぼちゃ電車2024」が9月22日(日)に開催される。 構内に残った50mのレールの上を車両移動機アントで牽引し走行。 1回の定員は50名で、9回運行。 面白いのは、そのうちの2回だけ、わざと定員80
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