毎年11月中旬から下旬になると、黄金色のイチョウに包まれる集落。 のどかな里が一年で一番輝く季節。 五泉市蛭野地区は県内有数のギンナンの産地。 樹齢200年~600年のイチョウの木が100本ほどあって、 秋にはあたり一面がこがね色に染まることから「黄金(おうごん)の里」と呼ばれている。 集落の道を走っていると目に入ってくる大きなイチョウ。 一本の木のように見えるが実は三本。一番左の木はまだ少し緑っぽいがほぼ見頃だった。 大きな木に守られるように、お墓のようなものが並んでいる。 集落にあるイチョウの木は、かつての地元の住職が ギンナンに滋養強壮の効果があるとして植樹を呼びかけたのが始まりらしい。 木は住民の手で大切に守られ、ギンナンは自家用のほか贈答用としても重宝されている。 民家の脇に立つ大きなイチョウ。木の下は黄色の絨毯になる。 道にはギンナンがゴロゴロ。独特の匂いがあたりに漂っている。
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