ブックマーク / niigata-sanpo.hatenablog.com (271)

  • 黄金の里へ - NIIGATAさんぽびと

    毎年11月中旬から下旬になると、黄金色のイチョウに包まれる集落。 のどかな里が一年で一番輝く季節。 五泉市蛭野地区は県内有数のギンナンの産地。 樹齢200年~600年のイチョウの木が100ほどあって、 秋にはあたり一面がこがね色に染まることから「黄金(おうごん)の里」と呼ばれている。 集落の道を走っていると目に入ってくる大きなイチョウ。 一の木のように見えるが実は三。一番左の木はまだ少し緑っぽいがほぼ見頃だった。 大きな木に守られるように、お墓のようなものが並んでいる。 集落にあるイチョウの木は、かつての地元の住職が ギンナンに滋養強壮の効果があるとして植樹を呼びかけたのが始まりらしい。 木は住民の手で大切に守られ、ギンナンは自家用のほか贈答用としても重宝されている。 民家の脇に立つ大きなイチョウ。木の下は黄色の絨毯になる。 道にはギンナンがゴロゴロ。独特の匂いがあたりに漂っている。

    黄金の里へ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2024/01/10
  • 輝くブナと石仏と Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    色づいたブナ林の中を観音様を辿りながら静かな散歩。 二六公園ブナ林の後半です。 美しい秋の景色を独り占め。 そんな贅沢な時間に感謝しながら色づいた森を進んでいく。 遠くに雪を被った山々が。 十日町市は豪雪地帯。色づいた山も街も、もうじき雪に覆われる。 遊歩道の一番奥には、観音様とは趣の違う像が立っている。 この「二六公園」という名前は、開園した年がちょうど皇紀2,600年だったことから命名された。 この像は、第一代の天皇で皇室の祖先とされる神武天皇。 遊歩道は半分を過ぎ、ここからは戻り道。 帰りも観音様を探しながら。 ブナの木に囲まれてモミジがあった。オレンジ色に癒される。 あたたかな秋の色。 遊歩道もそろそろ終わり。陽も傾いて来た。 色づいたブナと優しい観音様に癒されたひとときだった。 帰り際、長福寺の堂の前に大根がズラリと並んでいた。 毎年、旬を迎えた大根を見るとほっこりする。こんな

    輝くブナと石仏と Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2024/01/07
  • 美人林の秋 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    ブナ林の地面は落ち葉の絨毯。ふかふかで気持ちいい。 秋の美人林の後半です。 あけましておめでとうございます。 早いもので、ブログを始めてから四度目の正月を迎えました。 年が変わってもまだ紅葉の記事が続いているマイペースなブログですが、 年もどうぞ温かい目でお付き合いください。 役目を終えた葉が一面に。ふかふか絨毯で心もふわり。 ブナは地表近くに根を張るので、落ち葉が分解された柔らかい土が望ましい。 しかし、多くの人が訪れるようになった美人林は、土が踏み固められていく。 そのため、地元のボランティアの方々が、弱った木を間伐したものを利用して、 固くなった地面にチップを撒いたりしているらしい。 秋の陽射しに誘われて、少し奥の方へ。 観光客の多くは入り口付近の平坦な部分を散策して引き返すが、 ブナ林はまだ奥まで続いている。 奥の方は起伏もあって、少し野趣を感じるブナ林。山に抱かれているようで癒

    美人林の秋 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2024/01/01
  • モノクロみたいな - NIIGATAさんぽびと

    堤の上にひっそり生えていた秋草を。 カラーなのにモノクロ写真みたいなスナップです。 長仙坊池のイチョウを見た後、すぐ隣の弁天池へ。 こちらはいつもと同じ水位を保っていた。 いつもなら一周するのだが、向こう岸はなんだか暗いし(クマも怖いし)、この日は堤の上だけにした。 堤に生えていたなんでもない草たち。逆光でほとんど色のない世界。 カラーなのにモノクロ写真みたいになった。 いろんな草が背比べ。 モノクロっぽく撮れた写真を見ていたら、初めて一眼レフを買った頃を思い出した。 もう45年くらい前、当時好きだったカメラメーカーはOLYMPUS。(以来ずっと好きだが、名前が変わって寂しい限り…) OM-1やOM-2の無駄のないデザインがとにかくカッコ良かった。 しかし一眼初心者の大学生には高嶺の花。 で、買ったのは入門機のOM-10。 レンズは50mm一だけ。当時はモノクロで撮ることが多かった。 暗

    モノクロみたいな - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/26
  • 岸辺のイチョウ - NIIGATAさんぽびと

    もうイチョウは色づいたかなと、いつもの池へ。 歩き慣れた道を秋の色を探しながら。 池の奥に植えられた十数のイチョウが色づいていた。 ここへ来る途中、集落のイチョウはまだ緑だったので、期待していなかったのだが、 若い木たちなので勢いがあるのかもしれない。 ただ、残念だったのは… 池に水がない! 底の土がほとんど見えていて、水は遠くの方に少しだけ… こんなに少ないのは珍しい。 せっかく色づいたイチョウの水鏡が見れなくてガッカリ… まあ、こんな日もあるか… とりあえず行ってみよう。 このイチョウ達もだいぶ大きくなった。 秋の光を浴びて。 森のススキも輝いて。 まわりの木はほぼ落葉しているし、池には水もないので、今日はここで引き返すことに。 光を浴びて輝くメタセコイア。落葉性の針葉樹で、もうすぐ小枝ごと落として冬を迎える。 羽根のような葉が輝いていた。 残った葉っぱなどを撮りながらのんびり帰る。

    岸辺のイチョウ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/23
  • 色づく葉、泉恵園 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    今年の紅葉は遅れ気味で、まだ青葉が多い園内。 色づいた葉を探しながらてくてくと。泉景園の後半です。 入り口付近はまだ青葉が多かったが、奥にはところどころ色づいた場所も。 秋の陽射しにも助けられて、気持ちのいい散歩。 今年は色づきが遅いのう… 青葉を睨む達磨大師。 いつも楽しみにしている池のモミジ。まだほとんど散っていなかった。 池に映る秋の絵画。 山の斜面をそのまま利用した庭園には、モミジ以外にもいろいろな木がある。 さて、隣にある中野邸記念館の方も覗いてみようか。 こちらのモミジも傷んでいて、鮮やかになる前に散ってしまったような感じ。 寂しい景色の中、奥のイチョウが目立っていた。黄金色になるまでもうちょっと。 色づきはイマイチだったが、静かな散歩を楽しめた泉景園。 来年はきれいに色づくといいなあ。

    色づく葉、泉恵園 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/20
  • 色づく葉、泉恵園 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    標高の高い山は落葉し、そろそろ平地が色づき始める頃、 いつも晩秋に訪れていた泉恵園へ。 新潟市秋葉区の泉景園(旧中野邸もみじ園)は県内有数の紅葉スポット。 ここ最近は、見頃を過ぎてからゆっくり散策することが多かったが、さて今年はどうだろう。 訪れたのは去年と同じくらいのタイミング。 例年ならもう落葉が進んでいる時期だが、今年は色づきが遅く、まだ青葉が多かった。 夏の猛暑の影響で傷んでいる葉も多く、例年通りの華やかさは難しそう。 そのせいか、思ったより人も少なかった。 それでも、奥へ進んで行くと、ところどころに色づいた木が。 まだ青葉が多い園内を、きれいな場所を探しながら。 山の斜面を利用した広い庭園は歩いているだけで気持ちいい。 秋の陽に照らされて。光があるとなんでも綺麗に見える。 園内には洞窟が二つあって、それぞれに観音像が安置されている。 右側の洞窟には千手観音。 もうひとつの洞窟には

    色づく葉、泉恵園 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
  • 秋の黒姫高原 Ⅲ - NIIGATAさんぽびと

    小さな池をゆっくりまわっているうちに、陽が傾いてきた。 静かな湖畔の風景に癒される。黒姫高原のラストです。 秋の午後、鳥の声しか聴こえない池のほとり。心も静かになっていく。 歩いていくと、遊歩道にシートを敷いて横になっている人達が… ガイドさんに引率されて来たグループのようだ。 黒姫高原は森林セラピー基地のひとつ。 森林セラピーとは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴で、 森を楽しみながら心と身体の健康維持や病気の予防を行うというもの。 こうして地面に横になっているのも、リラクゼーションプログラムの一つなのだろう。 目をつぶってリラックスしている人達の邪魔にならぬよう、 音が出ないように熊鈴を握りしめて、そっと通り過ぎた。 晩秋の空気に包まれた御鹿池。名残惜しいが、そろそろ戻ろう。 秋の日は短い。すっかり夕方の光。 杉林を抜け、斜光が射す道を戻っていく。 黒姫童話館まで戻って来た。 とっても

    秋の黒姫高原 Ⅲ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/14
  • 秋の黒姫高原 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    もう落葉の進んだ御鹿池。 鳥のさえずりを聴きながら、静かなほとりを。 大きなミズナラの木もすっかり葉を落として。 池はきれいな水鏡。さっき歩いてきた対岸が午後の光に照らされて美しい。 輝く水面に浮かぶ水鳥たち。警戒心が強いようで、近づいて来てはくれない。 大きなヤマモミジの木。葉っぱは全部シワシワ。 遊歩道はいったん岸から離れて、杉林の中へ入っていく。 薄暗い林の中で輝いていたのはカラマツ。 普通のマツは緑の葉をつけたまま冬を越すが、カラマツは紅葉して葉を落とす。 道はまた池のほとりへ。ちょこんと見えるのは妙高山。 池の出水口。御鹿池は農業用のため池で、ここから小川となって流れていく。 水が静かに流れ落ちていた。 ほとりの東屋で休憩。こんな場所での一服は至福のひととき。 晩秋の静かな黒姫高原。もう一回続きます…

    秋の黒姫高原 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/11
  • 苗名滝へ - NIIGATAさんぽびと

    の滝百選の一つに選ばれている苗名滝。 すでに紅葉の見頃を過ぎ、少し静かになった滝へ久しぶりに行ってきた。 駐車場から滝の展望台までは約500m、徒歩15分ほど。 1つ目の吊橋から見る砂防えん堤。苗名滝から流れてきた水だ。 水は一級河川・関川となって流れていく。この川が県境になっていて、左は新潟県、右は長野県。 吊橋を渡って長野県へ。振り返れば懐かしい新潟の風景が(大げさ) 川沿いの遊歩道を歩いていく。 見頃を過ぎたのは承知していたが、まだ葉っぱは残っているだろう、と淡い期待を抱いてやってきた。 しかし山はほとんど落葉。残っている木も色褪せていた。残念… 2つ目の吊橋を渡り返して、また新潟県へ。滝はもう目の前。 日の滝百選の一つに選ばれている苗名滝。 落差55m、水煙を上げて落ちるさまは迫力満点! 春は雪解け水でもっと水量が多いらしい。 ん? この滝の中心が県境になるのだろうか… 別名

    苗名滝へ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/05
  • 笹ヶ峰の秋景色 Ⅲ - NIIGATAさんぽびと

    のんびりした昼下がり、清水ヶ池のほとりで秋を楽しむ時間。 笹ヶ峰高原の紅葉散歩のラストです。 静かな景色に気持ちも澄んでいく。 目に映るものを撮りながら。 清水ヶ池に注いでいるのは、上流の「宇棚の清水」から流れてくる湧き水。 高い山々に囲まれた笹ヶ峰高原は、湧き水が多く存在している。たくさんの生き物の命の源だ。 いつもなら、流れに沿って「宇棚の清水」まで歩いていくのだが、くたびれたので今回はパスすることに。 日頃の運動不足ですな… 景色を楽しみながらゆっくり戻ろう。 湧き水の小川が陽に照らされて。 太陽も少し傾いてきた。秋の日は短い。 森を抜けて牧場に出た。光の加減で、来た時とまた違って見える。 牧場脇ののどかな道。 木の影も伸びて。 今シーズン最初の紅葉を楽しんだ笹ヶ峰高原。 気持ちのいい一日だった。 長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

    笹ヶ峰の秋景色 Ⅲ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/12/02
  • 笹ヶ峰の秋景色 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    仙人池の紅葉を見た後は、少し登って笹ヶ峰高原へ。 何度来ても、標高1,300mに広がる草原は空気が澄んでいて清々しい。 白樺林を見ながら、牧場の脇を歩いていく。 途中の仙人池は曇っていたが、少しずつ陽が射し始めた! うれしい。 奥の方に頭を出しているのは、新潟県唯一の活火山、標高2,400mの焼山。 山頂付近はうっすら雪化粧。ついこの間まで暑い暑いと言っていた気がするが… 火打山、妙高山、赤倉山、三田原山など 2,000m級の山々に囲まれた笹ヶ峰高原。 県内でも早く色づくので、シーズン最初の紅葉散歩はここヘ来るのが恒例行事になってしまった。 多くの遊歩道があるが、いつも決まって2〜3kmのお手軽コース。 澄みきった空気を吸いながら、 色づいた木々のなかを。 山を光が照らす。 撮っている間にも、その模様はみるみる変わっていく。 いつものように牧場脇の道から曲がって森の道へ。 ブナ、ミズナラ、

    笹ヶ峰の秋景色 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/11/26
  • 静かな仙人池 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    今シーズン最初の紅葉は、曇り空の仙人池から始まった。 しばらくすると雲の切れ間から陽が射して、森が輝き出した。前回の続きです。 光があるだけで森が元気に見えてくる。さっきまでの寂しい景色が嘘のよう。 落葉している木も多かったが、やっぱり紅葉散歩は光があると楽しい。 でも、雲は次々とやってきて、 森はまた寂しい雰囲気に… かすかな光を探しながら何気ないものを。この日はそれの繰り返し。 すぐ後ろに見えるはずの山も雲の中。葉を落とした木も多く、すでに晩秋のムード… ザクザクと落ち葉を踏みしめながら進む。 熊鈴だけでは心細いので、時々ホイッスルを吹きながら。今年は特に用心! まわりを一周して、仙人池はおしまい。 あいにく曇り空の時間が長かったが、今年最初の紅葉を楽しんだ。 次は、もう少し登って笹ヶ峰牧場へ。 晴れるとよいが…

    静かな仙人池 Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/11/23
  • 静かな仙人池 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    さあ、今シーズン最初の紅葉。 今年もまた、県内でも早めに見頃を迎える笹ヶ峰高原へ。途中にある仙人池から。 シーズン最初の紅葉は、今年も仙人池になった。 晴れ予報でいそいそ出かけたが、池に到着すると厚い雲の下。 あらら… 毎年ワクワクしながら歩いていく池への道が、今年は寂しく感じられた。夏の猛暑のせいか葉も痛んでいるようだった。 標高1,340mにある仙人池。 曇り空の池は人影もなくひっそりしていた… まあ、しっとりムードも悪くなかろう… と気持ちを入れ替え、熊鈴を鳴らしながら歩いていく。 青空は見えるので、雲が切れれば陽の射すタイミングもあるだろう。 曇りの時は身近なものを撮りながら。 アジサイは夏から冬まで楽しめるありがたい被写体。 そうこうしていると、雲の切れ間から少し光が射してきた。 寂しかった景色も少し明るくなった。 光が消えてしまわぬうちに、 急いでカシャカシャ。 そんなことを繰

    静かな仙人池 Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/11/20
  • 加茂山の人気者 - NIIGATAさんぽびと

    加茂山公園の人気者、ちょこまかと愛くるしいシマリス。 散策の最後はやっぱりリス園へ。 池の端から坂を登ってリス園へ。この日は来客者が少なめで静かな雰囲気だった。 中へ入ると、いました、いました。 コロナ禍以降、放し飼いが中止になり、今は柵の向こうのリスを見るだけになっている。 以前は園内を自由に走り回るリスに餌をあげたりして身近に触れ合えた。 油断していると体に登ってきて、カバンや上着のフードの中に入り込んだり… 「帽子の中に入ってました!」と、リスを返しに戻って来たお客さんもいたらしい。 ここにいるのは、リスの仲間で一番小さいシマリス。体重は約90グラムくらい。 とにかくすばしっこい! 柵の向こうのリスをズームレンズで追っかけるのだが… 金網を登るなんてお茶の子さいさい。すごい速さで移動する。 飼育員のおじさんによると、園内に出しているリスは30数匹。 飼育室にいるリスを合わせると、今は

    加茂山の人気者 - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/11/11
  • 池の端 - NIIGATAさんぽびと

    緑に囲まれた池のほとり。 どことなく「和」の雰囲気が漂う公園を歩けば、気持ちも穏やかになっていく。 加茂市の加茂山公園へ。 市街地に隣接する加茂山に広がる公園で、 青海(あおみ)神社が鎮座する、深い木々に囲まれた静かなところ。 薄曇りの日。ときどき陽が射す境内を歩いて、噴水のある池のほとりへ。 加茂山公園の「池の端(はた)」と呼ばれるあたり。 4つの池が奥へ続いていて、緑に囲まれた噴水のまわりは人々の憩いの場。 柔らかな光の中、青モミジがきれいだった。 これから色づく葉、役目を終えた葉。 池のほとりには茶店がある。 昔は古い茶店が何軒か並んでいたが、今はこの一軒だけになった。 屋根の上には露に濡れた落ち葉が。 池のベンチも今日はひっそり。 池を見ていると鯉が寄ってくる。そして、餌をもらえるかどうかの判断がとても早い(笑)。 静かな池のほとり。 揺れる水面を眺めながら、散歩は続きます…

    池の端 - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/11/05
  • 堤のほとりで - NIIGATAさんぽびと

    いつも静かな仁箇堤。 池のほとりの細い道で、木々に囲まれて癒しのひととき。 堤の上で輝く水面を楽しんだ後、いつものように脇の道へ。 釣り人以外あまり人も通らない道。ときどき蜘蛛の巣を払いながら。 木の隙間から望む角田山。 丸い実がたくさんぶら下がっていた。こういう些細なものを撮っている時間が楽しい。 ひらひらとルリタテハが飛んできた。 葉っぱに止まって翅を閉じたり開いたり。瑠璃色の模様が美しい。 視界が開けた岸辺から角田山を。標高482mの低山だが自然豊かな花の山。 池のほとりを一周できる道ではないので、少し行ったところで引き返す。 ほんの短い散歩道なのだが、ここで木に囲まれているのが好き。隙間から見える水面に心が和む。 どんどん朽ちていく橋。さてそろそろ戻ろうか。 ふらりと立ち寄った仁箇堤。 いつもどおり静かで、午後の光に輝いてきれいだった。

    堤のほとりで - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/11/02
  • きらめく水辺 - NIIGATAさんぽびと

    晴れた日の午後、ふらりといつもの堤へ。 水面には水草と光が創る模様が広がっていた。 新潟市西蒲区の仁箇堤(にかつつみ)へ。 小さな丘陵の出口を堤防でせき止めた貯水池で、いつ来ても静かな場所。この日もだ〜れもいなかった。 記録的な猛暑だったこの夏、この辺りでは雨が降らない日が1ヶ月以上続いたが、 後ろにそびえる天然の水瓶、角田山とともに、まわりの水田を支えた堤。 堤から田んぼへ流れていく水。陽に輝いて。 午後の光に照らされた静かな堤。 水面にはびっしりと水草が。たくましい草たち。 水草が光の模様を作っていた。 ほとりの草も陽を浴びて。 静かな午後。いつもの堤は光を浴びて輝いていた。

    きらめく水辺 - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/10/30
  • 花の水辺へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    緑の濃淡に、ポツリポツリと白い花。 里山の池に水草たちの模様が広がっていた。 国営越後丘陵公園の里山口へ。 里山の自然環境を残し、森や水辺の植物と触れ合えるエリアで、 人で賑わう正面玄関側と比べて、こちらは訪れる人も少なく、とても静か。 里山口のすぐ脇に広がる「花の水辺区」。 既存の植物を移植し復元した「花湿地」と呼ばれる池のまわりを。 ミズアオイがたくさん咲いていた。紫色の花はなんだか落ち着く。 池を覆うように咲いていたのはトチカガミ。緑と白の絨毯になっていた。 トチ(鼈)はスッポンのことで、光沢のある丸い葉を鏡に見立ててトチカガミと名付けられた。 花言葉を調べたら「想うはあなた一人」だそうな。 いやあ、こんなにたくさんの花に想われましても… たくさんのトチカガミに混じって、よく見ると少し違う花が… 絶滅危惧種のミズオオバコ。かつては水田雑草の代表格のひとつだったらしい。 トチカガミに似

    花の水辺へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/10/24
  • アサザ - NIIGATAさんぽびと

    里山の小さな池に、珍しい花がたくさん咲いていた。 絶滅危惧種に指定されているアサザ。池を見ながら里山さんぽ。 9月中旬。残暑は厳しかったが、天気もいいのでふらりと出かけた雪国植物園。 いつものように下調べせずに出かけたのだが、 入り口のあたりで「アサザが見頃らしい…」とお客さんが話している声が聴こえた。 「アサザ? 聞いたことあるぞ。行ってみよう」と池の方へ。 小さな池に到着すると、無数の黄色い花が咲いていた。 去年まではほとんど見られなかった花なのに、今年はなぜかこんな状態になったという。 よほどこの場所が気に入ったようだ。 水面に葉を浮かべ、水中の泥に根茎を伸ばして育つアサザ。 昔から日の水辺に自生している在来種で、「あざさ」という名前は万葉集にも登場している。 昔は全国の湖沼や池などで、どこでも見られたというが、 近年は環境変化によって激減し、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に

    アサザ - NIIGATAさんぽびと
    k10no3
    k10no3 2023/10/12